家庭のキッチンにある ジップロック（密閉袋）。
実は、防災の世界ではトップクラスの万能アイテムとして知られています。
● 密閉
● 防水
● 湯せん調理
● 収納
● 衛生管理
これらがすべて1枚で完結します。
ここでは、防災士の視点で
ジップロックを災害時にフル活用する方法 をまとめます。
■① 湯せん調理で“水・燃料・洗い物ゼロ”
断水時に最強の調理法が 湯せん（ボイル）調理。
ジップロックは耐熱性が高く、
食材を入れて湯せんするだけで…
● 白米
● パスタ
● 野菜
● ひき肉料理
● 離乳食
ほぼ何でも作れる。
鍋が汚れないため、
“水なしで食事が作れる” のが最大の強み。
■② 完全防水で“スマホ・書類保護”に神性能
災害時は、水・泥・雨・飛沫が大量に飛ぶ。
ジップロックは：
● 重要書類
● 通帳・保険証
● 現金
● スマホ
● 薬
すべてを守る“防水ケース”になる。
避難所・大雨・川の氾濫時の移動で特に強い。
■③ 匂いや汚れを完全に密閉できる（衛生対策）
避難所で特に困るのが 臭い問題。
ジップロックなら：
● 汚れた衣類
● 使用済みマスク
● 生ゴミ
● 子どもの使用済みオムツ
● 介護用品
このような“臭いの元”を完全密封できる。
周りへの迷惑を防ぎ、衛生環境も保てる。
■④ 調味料・粉物・お菓子の保存に最適
避難所や在宅避難では、
食品の管理が非常に難しくなる。
ジップロックは：
● 粉ミルク
● 砂糖・塩
● ふりかけ
● クッキー
● ナッツ
などを腐敗・湿気から守る。
子どもの食事管理にも便利。
■⑤ カイロ・衣類の“湿気対策”にも使える
冬の避難所は湿気と結露が多く、荷物が濡れやすい。
ジップロックで：
● 靴下
● 下着
● ハンカチ
● カイロ（未開封）
● 乾電池
これらを湿気から守ると、
寒さ対策・健康維持に直結する。
■⑥ 財布代わり＆小物ポーチにもなる
避難生活では“透明で中身が見える袋”が圧倒的に便利。
使い道：
● 現金ポーチ
● 家族の薬セット
● イヤホン・充電コード
● モバイルバッテリー
● 絆創膏・常備薬
● 子どもの小物
全部分類できて、探す手間がゼロになる。
■⑦ 水の運搬も可能（2〜3L）
ジップロックは強度が高く、
緊急時は 給水袋にも代用可能。
● 二重にする
● リュックに立てて収納
● こぼれにくい
● 軽い
給水所の行列でバケツが確保できない時に役立つ。
■まとめ
ジップロックは、災害に強い家庭の“必需品”。
- 湯せん調理で洗い物ゼロ
- スマホ・書類の完全防水
- 悪臭・汚れを密封
- 粉物・お菓子の保存に最適
- 湿気から衣類・カイロを守る
- 小物整理が圧倒的にラク
- 水の運搬にも使える
“1袋で7役以上”こなせる、
防災力を爆上げするアイテムです。
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