冬が近づくと、肌がカサつく、洗濯物が乾きやすい、喉がイガイガする…。
そんな「乾燥」は、実は生活のあらゆる場面に影響しています。
今回は、乾燥の時期に気を付けたい日常のリスクと、簡単にできる対策をまとめました。
✅1. 空気が乾燥すると、火災が起こりやすくなる
冬は湿度が下がり、空気中の水分が少なくなります。
空気が乾くと、火花・たばこ・ストーブの火が燃え広がりやすくなり、火災の発生率が上がるのが特徴です。
さらに、風が強いと炎が一気に拡大し、延焼が止まらなくなることもあります。
対策
- ストーブやヒーターの近くに物を置かない
- 洗濯物を室内で干すと、湿度アップ&火災予防に効果的
- 加湿器を使う、濡れタオルを掛けるなど湿度を補う
✅2. 喉・鼻の粘膜が乾燥 → 風邪や感染症のリスクが上がる
ウイルスは乾燥した空気で活発になります。
鼻や喉の粘膜が潤っていないと、ウイルスが体に入りやすくなり、風邪やインフルエンザの原因にも。
対策
- 加湿器で室内の湿度を40~60%に保つ
- 小まめに水分補給
- マスクで喉・鼻の保湿
✅3. 肌の乾燥で、かゆみ・ひび割れ・肌荒れが増える
空気の乾燥は、肌の水分まで奪います。
放置すると、かゆみやひび割れ、手荒れの原因になります。
対策
- 入浴後はすぐに保湿
- ハンドクリームを小まめに使用
- 手洗いのあとは乾燥しやすいので注意
✅4. 静電気が発生しやすい
冬になると「パチッ」とくる静電気が増えます。
これは湿度が低く、空気が乾燥している証拠。
対策
- 加湿器、観葉植物、水を置いて湿度アップ
- 綿など自然素材の服を選ぶと静電気が軽減
✅5. 洗濯物はよく乾くが、衣類が固くなることも
外干しだとすぐ乾きますが、衣類がパリパリになることもあります。
対策
- 柔軟剤を使う
- 室内干しで加湿効果もアップ
✅まとめ
冬の「乾燥」は、
✅ 火災
✅ 体調不良
✅ 肌荒れ
✅ 静電気
など、意外と大きな影響があります。
湿度を保って、身体と住まいの安全を守りましょう。
※火の用心!

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