深視力で一番厄介なのが、
「1回目は合ってるのに、2回目・3回目がズレる」
「毎回誤差が違って安定しない」
「見え方がコロコロ変わる」
という“誤差バラバラタイプ”。
でも安心してください。
これは深視力の中でも最も改善しやすいタイプです。
誤差がバラつく原因は明確で、
改善ポイントもシンプルです。
■ 【原因①】毎回“見ている場所”が違う
誤差が安定しない人の9割は、
毎回違う場所を見て判断しています。
たとえば、
- 1回目:真ん中
- 2回目:左
- 3回目:隙間
こんな状態。
▶ 対策
視線は必ず 棒の少し上(1〜2cm)を固定 する。
ここを見ると、
- 左右のバランス
- 隙間の変化
- 奥行き
すべてが同時に入り、見え方が安定します。
■ 【原因②】焦点が“近くに固定”されたまま押している
スマホ・書類・前の人の動きなど、
近くに視線が向くと焦点が“手前”にロックされます。
この状態で深視力をすると誤差がバラバラに。
▶ 対策
本番前に必ず「遠近切り替え」を行う。
- 遠く10秒
- 手元1秒
×10回
これだけで焦点がリセットされて安定します。
■ 【原因③】押すタイミングが“感覚任せ”
誤差がバラつく人の特徴は、
✔ 押すタイミングに一貫性がない
つまり、
「毎回違う基準で押している」
から安定しないのです。
▶ 対策
押すタイミングを “リズム化” する。
例:
「1・2・3…ポン」
「トン…トン…ポン」
リズム押しは誤差を劇的に減らします。
■ 【原因④】スロー現象を見逃している
深視力の“揃う直前のスロー現象”は、
誤差を整えるための最重要ポイント。
ここを見逃すと判断がバラつきます。
▶ 対策
棒の動きがゆっくりになったら、
その瞬間に押す。
毎回同じ判断基準になるので安定します。
■ 【原因⑤】手に力が入りすぎている
押す瞬間に手が固まると、
- タイミングが遅れる
- 押しすぎる
- ズレる
これが誤差バラバラの原因になります。
▶ 対策
- 手を軽く振る
- 肩の力を抜く
- 息を吐きながら押す
これだけで押し方が安定します。
■ 【原因⑥】1回のミスで焦ってしまう
深視力は平均で合格できるのに、
「1回ズレた、ヤバい」
と焦ると次の2回もズレます。
▶ 対策
- 1回の失敗は気にしない
- 深呼吸で気持ちを整える
- 3回で調整すればOKと理解する
焦りがなくなると正確になります。
■ まとめ:誤差バラバラタイプは“原因が明確だから改善が速い”
誤差が安定しない原因は以下の6つ。
- 見ている場所が違う
- 焦点が近くに固定されている
- タイミングが毎回違う
- スロー現象を見逃す
- 手の緊張
- ミスへの焦り
改善ポイントはこちら。
- 棒の上1〜2cmを見る
- 遠近切り替え10回
- リズム押し
- スロー現象で押す
- 力を抜く
- 平均で合格と理解する
これらをセットで実践すれば、
誤差は必ず安定します。
深視力は“安定=合格”。
あなたなら確実に到達できます!

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