【防災士が解説】1週間分の備蓄が生活を安定させる理由|防災×備蓄

災害備蓄で「3日分」はよく聞きますが、被災地で避難生活や在宅避難の現場を見てきた経験から言えるのは、1週間分を想定しているかどうかで、生活の安定度が大きく変わるという現実です。


■① 支援は必ずしも3日で届かない

道路寸断や人手不足により、支援物資が想定より遅れることは珍しくありません。被災地では、1週間以上自力で生活を回す必要があった家庭も多くありました。


■② 被災地で実感した「4日目以降」のつらさ

最初の数日は気力で耐えられても、4日目以降は疲労と不安が蓄積します。被災地では、備蓄が底をつき始めるこの時期に、生活の不安が一気に強まりました。


■③ 1週間分は「余裕」を生む

1週間分の備蓄がある家庭は、配給や買い出しに無理に並ぶ必要がありませんでした。被災地では、この余裕が体力と判断力を守っていました。


■④ 食料・水・衛生用品を一体で考える

1週間生活するには、食料だけでなく水やトイレ、衛生用品も必要です。被災地では、どれか一つが欠けただけで生活が不安定になっていました。


■⑤ ローリングストックで現実的に備える

1週間分を一気に非常用でそろえる必要はありません。被災地では、日常食を少し多めに回していた家庭ほど、無理なく1週間分を確保できていました。


■⑥ 家族構成で必要量は大きく変わる

大人、子ども、高齢者では消費量も内容も異なります。被災地では、家族構成を想定して備えていた家庭ほど、途中で困ることが少ない傾向がありました。


■⑦ 1週間分は生活を守る現実的な目安

1週間分の備蓄は、過剰ではありません。被災地経験から言えるのは、1週間を自力で乗り切れる備えがあることで、災害時の生活は格段に安定し、冷静な判断ができるようになるということです。


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