避難所では、安全確保が最優先される一方で、「遊び」が後回しになります。被災地で子どもたちを見てきて強く感じたのは、遊べない状態が続くこと自体が、子どもの心身に大きな負担を与えるという現実でした。
■① 遊びは子どもにとって感情の調整手段
遊びは娯楽ではなく、感情を整える行為です。被災地では、遊べない子どもほど不安や苛立ちを言葉にできず、行動で表していました。
■② 不安や恐怖を処理できなくなる
子どもは遊びの中で、出来事を消化します。被災地では、遊びが奪われたことで、怖かった体験を抱え込んでしまう子どもが多くいました。
■③ 身体を動かせないことの影響
体を動かすことで発散されるエネルギーが行き場を失います。被災地では、落ち着きがなくなったり、夜に眠れなくなる子どもも見られました。
■④ 感情表現が乏しくなるリスク
遊びがない状態が続くと、感情の幅が狭まります。被災地では、笑わなくなったり、無表情になる子どももいました。
■⑤ 大人の緊張をそのまま受け取る
遊びがないと、子どもは周囲の空気をそのまま吸収します。被災地では、大人の不安や焦りが、子どもの不安定さを強めていました。
■⑥ 被災地で見た「遊べた子どもの変化」
短時間でも遊べた子どもは、表情が明るくなり、周囲との関わりも増えていました。この変化は一時的でも、大きな意味がありました。
■⑦ 遊びを守ることは子どもを守ること
遊べないことは我慢で解決できません。被災地経験から言えるのは、遊びの選択肢を備えておくことが、子どもの心と成長を守る重要な防災対策だということです。

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