避難所で実際に最もよく使われていた娯楽の一つがトランプです。被災地で何度も目にしたのは、トランプが年齢・人数・時間を選ばず、静かに人の心を支えている姿でした。トランプは「非常時に強い娯楽」の条件をほぼすべて満たしています。
■① ルールを知らなくても成立する
ババ抜きや神経衰弱など、説明なしで始められる遊びが多いのが強みです。被災地では、初対面同士でもすぐに場ができていました。
■② 被災地で実感した「万能さ」
人数が変わっても、途中参加・途中離脱ができます。被災地では、人の出入りが多い避難所環境と非常に相性が良いと感じました。
■③ 音を出さずに遊べる
大声や派手な動きが不要です。被災地では、周囲に配慮しながら楽しめる点が、トラブル防止につながっていました。
■④ 勝ち負けが軽く済む
勝敗が人生に影響しない遊びは、避難所に向いています。被災地では、笑って終われるトランプが場の空気を和らげていました。
■⑤ 世代差を埋める道具になる
子どもと高齢者が同じルールで遊べます。被災地では、世代を超えた会話が自然に生まれていました。
■⑥ 収納性と耐久性が高い
軽く、かさばらず、壊れにくい。被災地では、防災リュックに入れても負担にならない点が評価されていました。
■⑦ トランプは「入れて損のない防災娯楽」
トランプは特別な準備を必要としません。被災地経験から言えるのは、トランプは避難所生活の緊張をほぐし、人と人をつなぐ、非常に完成度の高い防災娯楽だということです。

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