防災備蓄というと、水や食料が注目されがちですが、
けが・出血・固定への初期対応として欠かせないのが「包帯」です。
災害時は、病院にすぐ行けない・救急が来ない状況が当たり前に起こります。
その中で包帯は、誰でも使えて、応用範囲が広い医療備品です。
■① なぜ包帯が防災備蓄に必要なのか
災害時に多いけがの特徴は、
・転倒によるすり傷・切り傷
・ガラス片や瓦礫による出血
・捻挫・打撲・骨折疑い
・長時間歩行による靴ずれ
これらは初期処置の良し悪しで悪化を防げるケースが非常に多く、
包帯はその中心的な役割を担います。
■② 包帯の基本的な役割
包帯には次のような役割があります。
・出血の抑制
・ガーゼの固定
・患部の保護
・関節や部位の固定
・腫れや痛みの軽減
「包帯があるだけでできる処置」が格段に増えます。
■③ 災害時に多い具体的な使用シーン
● 出血・創傷対応
・ガーゼ+包帯で圧迫止血
・汚れや砂埃から傷を保護
● 捻挫・打撲・骨折疑い
・簡易固定(副木+包帯)
・患部の安静保持
● 靴ずれ・水ぶくれ
・患部保護による行動継続
■④ 包帯は医療以外にも使える
包帯は「布」としても非常に優秀です。
・タオル代わりの保護材
・寒さ対策として手足に巻く
・即席の固定ひも
・止血帯の代用(※緊急時のみ)
災害時は1つの物を多用途に使えることが重要です。
■⑤ 防災備蓄としておすすめの包帯の種類
最低限、次の2種類があると安心です。
・伸縮包帯(関節・固定用)
・非伸縮包帯(圧迫・止血用)
サイズは
・幅5cm
・幅7.5cm
・幅10cm
のいずれかが使いやすく、複数本あると理想です。
■⑥ 包帯と一緒に備蓄したい物
包帯は単体よりも、組み合わせで力を発揮します。
・ガーゼ
・三角巾
・テープ(サージカルテープ)
・消毒液
・手袋
これで最低限の応急処置セットが完成します。
■⑦ 注意点とよくある誤解
・強く巻きすぎない(血流障害に注意)
・長時間同じ状態で放置しない
・汚れた包帯は再使用しない
応急処置は「悪化させないこと」が最優先です。
■⑧ まとめ|包帯は「初期対応力」を高める備蓄
包帯は、
・医療知識がなくても使える
・応急処置の幅を広げる
・命と回復を左右する
防災における基本中の基本アイテムです。
食料や水と同じように、
「けがをしたときどうするか」まで想定した備えとして、
包帯は必ず防災セットに入れておきましょう。

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