【防災×避難所|桃鉄は使える?使えない?現実的な活用ポイント】

避難所生活では「安全・食事・睡眠」だけでなく、
長時間の待機と心の消耗が大きな課題になります。

そこで話題に上がるのが、
桃太郎電鉄(桃鉄)のようなボード・デジタルゲームです。

結論から言うと、
👉 条件付きで「使える」が、万能ではありません。


■① 避難所生活での“暇”とストレス

避難所では、

・余震待ち
・支援物資待ち
・情報待ち

と、何もできない時間が続きます。

この時間が長引くほど、

・イライラ
・不安
・無気力

が増幅します。


■② 桃鉄の強み|盛り上がり力は最強クラス

桃鉄の最大の特徴は、

・会話が生まれる
・笑いが起きやすい
・長時間遊べる
・世代を超えて知名度が高い

特に家族単位・知人同士では、
場の空気を一気に和らげる力があります。


■③ ただし「避難所向き」ではない理由

桃鉄はUNOなどと比べると、
避難所では次の弱点があります。

・電気が必要(Switch等)
・テレビや画面が必要
・音が出る
・プレイ時間が長い
・場所を取る

👉 停電・混雑・静粛環境では不向きです。


■④ 使えるのは「限定シーン」

桃鉄が活躍できるのは、次のような場面です。

・車中泊避難
・在宅避難
・電源が確保された避難所
・家族だけで過ごすスペース

つまり、
大部屋の避難所ではなく「個別空間」向きです。


■⑤ 子どもへの心理効果は大きい

桃鉄は、

・先の見通しを考える
・お金や地域を知る
・笑って感情を出す

といった要素があり、
子どもの不安を一時的に和らげる効果があります。

ただし、

・負けて泣く
・喧嘩になる

リスクもあるため、大人の関与が必須です。


■⑥ 防災目線での現実的な位置づけ

防災の優先順位で言うと、

  1. 命を守るもの
  2. 生活を維持するもの
  3. 心を守るもの

桃鉄は③に該当します。

UNOやトランプより
「贅沢品寄り」の立ち位置です。


■⑦ 元消防士の視点から

災害現場では、

・静かに過ごしたい人
・音に敏感な人
・強いストレス下の人

が同じ空間にいます。

桃鉄のようなゲームは、
「使う場所」と「使わない配慮」が重要です。


■⑧ おすすめの考え方

・避難所:UNO・トランプ・折り紙
・車中泊/在宅:桃鉄・Switch
・長期避難:アナログ+デジタル併用

この切り分けが現実的です。


■⑨ まとめ|桃鉄は「状況限定の防災娯楽」

・盛り上がり力は高い
・心理的効果はある
・電源と空間が必要
・避難所全体向きではない

桃鉄は、
使える場面を選べば強力な“心の防災ツール”

防災リュックにはUNO、
車にはSwitch+桃鉄。

この組み合わせが、
最も壊れにくい備えです。

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