【防災士が解説】防災×車中泊避難|最低限「雨風」から身を守るために自分で備えること

車中泊避難は「屋根があるから安全」と思われがちですが、実際は雨風対策が不十分だと一気に過酷になります。
避難所に入れない、入りたくない状況で車を使うなら、最低限ここだけは自分で備えておく必要があります。


■① 車中泊避難は「雨風をしのげて初めて成立する」

車は確かに箱ですが、災害時は次のような状況が起きます。

  • 強風で車体が冷やされる
  • 雨でドア開閉時に車内が濡れる
  • 湿気がこもり体温が奪われる

雨風を防げない車中泊は、屋外と大差ありません。


■② 最低限必要なのは「外気を遮断する備え」

車中泊避難でまず意識すべきは、外気との遮断です。

  • 窓からの冷気・雨風
  • ドアの隙間からの風
  • 地面からの冷え

これを防ぐだけで、体への負担は大きく変わります。


■③ 窓対策は必須|雨風+冷気の侵入を防ぐ

最低限用意したいのは以下です。

  • サンシェード
  • 銀マット
  • 厚手の布や毛布

窓は最大の弱点です。
覆うだけで、雨風・冷気・結露を同時に抑えられます。


■④ ドア開閉時の「雨侵入」を想定する

雨天時の車中泊で多い失敗が、

  • ドアを開けた瞬間に車内が濡れる
  • 荷物や寝具が湿る

というケースです。
最低限、

  • タオル
  • 吸水マット
  • 防水シート

を車内に常備しておくと被害を抑えられます。


■⑤ 風対策=体温低下対策

風は体温を一気に奪います。

  • 強風時は車体全体が冷える
  • 風切り音で眠れない
  • 無意識に体力を消耗する

風=寒さと考え、防寒対策を兼ねた備えが必要です。


■⑥ 「自分で備える」意識が生死を分ける

車中泊避難では、

  • 誰も助けてくれない
  • 物資が届かない
  • 環境は選べない

という前提に立つ必要があります。
「最低限の雨風対策」は、自己責任で準備する防災です。


■⑦ 最低限そろえたい雨風対策リスト

これだけは押さえておきたい最低限です。

  • 窓用サンシェードまたは銀マット
  • 防水シート(床・荷物用)
  • 毛布または厚手のブランケット
  • タオル数枚

すべて高価なものは不要で、日用品の延長で十分です。


■⑧ 「車がある=安全」ではない

車中泊避難は、

  • 準備があれば成り立つ
  • 準備がなければ危険

という二面性があります。
雨風を防げない状態は、避難ではなく消耗です。


■⑨ まとめ|車中泊避難は「最低限の環境づくり」から

車中泊避難を選ぶなら、

  • 雨を防ぐ
  • 風を遮る
  • 体力を削られない

この3点だけは必ず意識してください。

「自分で備える」ことが、車中泊避難を成立させる最低条件です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました