冬になると急増する 鼻づまり・鼻水・鼻の痛み。
これは単なる風邪だけでなく、
● 乾燥
● 冷たい空気
● 暖房の風
● 停電時の室温低下
● 加湿不足
が重なることで起きる“冬の呼吸トラブル”です。
鼻の調子が悪いと睡眠が浅くなり、
免疫力が落ち、災害時の判断力にも影響します。
防災士として、冬に鼻を守るための対策をまとめます。
■① 冬に鼻づまりが悪化する理由
● 乾燥で鼻の粘膜が固くなる
冬は湿度20～30％まで下がる日もあり、
鼻の内側がカサカサになり防御力が低下。
● 冷たい空気を吸い込む
鼻の血管が収縮 → 鼻づまりにつながる。
● エアコンの風
暖房が鼻の乾燥を加速。
● マスク外した瞬間の“急激な乾燥”
湿度差で鼻が刺激され、痛み・くしゃみの原因に。
● 停電で暖房が停止
室温が急低下し、鼻の防御機能が弱まる。
■② 鼻づまりを悪化させない冬の習慣
✔ ① マスクを「鼻加湿」として使う
冷たい空気が直接入らず、
鼻の湿度が保てるため冬に最強の対策。
✔ ② 加湿器 or 濡れタオルで湿度40〜60％
乾燥は鼻のトラブルの最大原因。
✔ ③ 生理食塩水の鼻うがい
粘膜の乾燥・汚れ・ホコリを除去してスッキリ。
※真水はNG（痛い）
✔ ④ 温かい飲み物で血流を上げる
鼻の奥の血行が良くなり、通りが改善。
✔ ⑤ 首・肩・背中を冷やさない
体幹が冷えると鼻づまりが悪化。
■③ 停電時の“鼻トラブル対処法”
冬の停電は室温が一気に下がり、鼻にとって最悪の環境になります。
● 濡れタオルを干して即席加湿
湿度が上がり、鼻の乾燥が改善。
● マスクをつけたまま過ごす
鼻の中の湿度が保たれる。
● ブランケットで首〜胸を温める
体幹が温まると鼻づまりが軽減。
● 温かいスープ・白湯を飲む
内側からの温かさが鼻通りを改善。
■④ 鼻づまりを悪化させるNG行動
✖ 部屋を暖房で温めるだけ（加湿しない）
→ 鼻がさらに乾燥。
✖ 長時間のマスク無し外出
→ 冷気で鼻の粘膜がダメージ。
✖ 熱すぎるシャワー
→ 粘膜を傷つけて逆効果。
✖ 鼻を強くかみすぎる
→ 鼓膜を痛めるリスクも。
■⑤ 家庭で準備しておくと安心な“鼻ケアセット”
✔ 生理食塩水（鼻うがい用）
✔ ワセリン（鼻の入り口に塗ると保湿になる）
✔ マスク（複数サイズ）
✔ 加湿器 or 濡れタオル
✔ 温かい飲み物（粉末スープ・紅茶）
✔ ティッシュ（肌に優しいタイプ）
■まとめ
冬の鼻づまりは、
● 乾燥
● 冷気
● 暖房
● 停電
によって悪化する“季節性の災害リスク”です。
マスク・加湿・温めの3つを組み合わせることで、
冬の鼻トラブルは大幅に予防できます。
鼻の調子が良いだけで、
睡眠・集中力・体調が驚くほど改善します。
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