【防災士が解説】防災×食事|パックご飯もレトルトも「同時湯煎」水は少量・次回も再利用できる最適解

災害時の調理で、見落とされがちなのが「水の使い方」です。
実は――
パックご飯とレトルト食品は、同時に湯煎でき、水も少量で済み、さらに再利用できる
この方法が、かなり合理的です。


■① なぜ「同時湯煎」が防災向きなのか

理由はシンプルです。

  • 調理工程が一回で済む
  • ガス使用時間が短い
  • 水の消費量が最小限
  • 失敗しにくい

災害時は「効率」と「確実性」が最優先。
同時湯煎はその両方を満たします。


■② 必要な水は「少量」でいい

湯煎というと大量の水を想像しがちですが、

  • 鍋の底から2〜3cm程度
  • 食品が直接火に当たらなければOK

完全に浸す必要はありません。
蒸し+湯煎に近い状態でも十分温まります。


■③ 同時湯煎のやり方(超シンプル)

  1. 鍋に少量の水を入れる
  2. パックご飯とレトルト食品を一緒に入れる
  3. フタをして加熱
  4. 沸騰後、弱火で数分

これだけです。
順番も分ける必要はありません。


■④ 使った湯は「捨てない」

ここが重要なポイントです。

湯煎後の水は、

  • 汚れていない
  • 食品に触れていない
  • まだ温かい

そのまま――
次の湯煎に再利用できます。


■⑤ 再利用のメリットは想像以上

  • 水の節約
  • ガスの節約
  • 調理時間の短縮
  • 心理的な安心感

断水時や給水制限下では、
この差がそのまま生活の余裕になります。


■⑥ 被災地で実際に使われてきた方法

避難所や被災地では、

  • 朝:湯煎 → 昼も同じ水
  • 家族分を連続で温める
  • 夜まで同じ鍋を使う

という運用が珍しくありません。

「一度の火で最大限使い切る」
これが現場の知恵です。


■⑦ 今日できる最小行動

  • 鍋に少量の水で湯煎してみる
  • その水を捨てずに次も使ってみる
  • 「これで足りる」と体で確認する

防災は、
やらなくていいことを減らすほど、強くなります。

パックご飯も、レトルトも、
一度の湯煎で――
水もガスも、無駄なく使えます。

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