【元消防職員が解説】消防署の“食事事情”── 24時間勤務の中でどうやって食事をとっているのか?

消防士の食事は、一般の職場とはまったく違います。
なぜなら 24時間勤務 × 突発的な出動 のため、
「決まった時間にゆっくり食べる」ことができないからです。

ここでは、消防署のリアルな“食事事情”をわかりやすく解説します。


■① 食事中でも“出動が最優先”

消防には「昼休憩」という概念がありません。

● 食べ始めた瞬間に出動

● 調理中でも出動

● 外食中でも出動(レアだが起こる)

鍋を火にかけた状態で出動し、
2時間後に冷え切った汁物を見る…なんて日常。


■② 自炊が多い理由

消防署では、多くの隊が 自分たちで料理 をします。


✔ 理由①:出動で食事時間がずれる

外食は時間が読めないため難しい。


✔ 理由②:隊の連帯感づくり

みんなで作り、皆で食べることでチームがまとまる。


✔ 理由③:節約

外食中心だと毎回出費が大きくなる。


■③ 消防署の定番メニュー

消防署には“伝統メニュー”があります。


● カレーライス

量が作りやすいため定番中の定番。


● 鍋料理

・水炊き
・寄せ鍋
・キムチ鍋
冬は特に多い。


● 焼きそば・チャーハン

短時間ででき、隊全員で分けやすい。


● 大量パスタ

火災で食べられない日を考え、作り置きできるメニュー。


■④ 食事中に出動したあとの“あるある”


● 冷え切った味噌汁を食べる

● 麺が伸び切ったラーメンを見る

● カレーが固まっている

● 皿洗いが出動後に山盛り

消防は“食べたい時に食べられない職業”。


■⑤ 夜食はどうしている?

夜間は救急出動が多いため、
「重い食事」は避け、以下が定番。

● おにぎり
● うどん・そば
● カップ麺(出動で伸びがち)
● パン
● プロテイン

深夜の火災出動を考えると、胃に優しいものを選ぶ。


■⑥ 健康管理との戦い

24時間勤務では
・睡眠不足
・夜食
・不規則な食生活
により体調を崩しやすい。

消防士は意外にも
食生活の管理が非常に大事な職業 です。


■まとめ

消防署の食事は
● いつ中断されるかわからない
● 自炊でチーム力アップ
● 定番はカレー・鍋・大量パスタ
● 夜は軽食が基本
● 体調管理も仕事の一部

華やかな現場の裏側では、
“みんなで同じ鍋をつつきながら働く”
そんな温かい日常があります。

食事は消防の“チーム力の源”です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました