【防災士が解説】見落とされがちな紫外線リスク|防災×避難服 UV対策

災害時の避難生活というと、
寒さや雨への対策が注目されがちですが、紫外線(UV)対策は後回しにされやすい分、実際には差が出やすいポイントです。

被災地派遣やLOとして屋外対応・物資受け取り・列整理に立ち会った経験からも、
「日差しで体力を削られる」ケースは少なくありませんでした。


■① 災害時は紫外線を浴びる時間が増える

災害時は次のような状況が重なります。

・屋外での待機時間が長い
・日陰が少ない
・避難所と自宅・車の往復が発生する

特に春〜夏は、
普段より長時間・無防備で紫外線を浴びる環境になります。


■② 紫外線は体力とメンタルを静かに削る

被災地で感じたのは、
紫外線が「地味に効く疲労要因」だということです。

・日焼けによるヒリヒリ感
・頭痛やだるさ
・夜の疲労感増大

これが数日続くと、
判断力や睡眠の質にも影響してきます。


■③ 避難服に必要なUV対策の考え方

避難服のUV対策は難しく考える必要はありません。

・長袖であること
・薄手でも肌を覆う
・フードや羽織りがある

これだけで、
直射日光の影響は大きく減らせます。


■④ 専用品より「普段着」が現実的

防災の現場では、
UVカット表記のある高機能ウェアよりも、

・普段着ている長袖
・軽いパーカー
・シャツやカーディガン

こうした日常着の方が使われていました。

理由は、
着慣れていてストレスが少ないからです。


■⑤ 子ども・高齢者は特に注意が必要

紫外線の影響は、

・子どもは日焼けがひどくなりやすい
・高齢者は疲労が表に出にくい

という特徴があります。

被災地では、
「大丈夫」と言っていた高齢者が夕方に急にぐったりする場面もありました。


■⑥ 帽子・タオルとの組み合わせが有効

避難服単体で完璧を目指す必要はありません。

・薄手の帽子
・首に巻けるタオル
・フード付きの上着

これを組み合わせるだけで、
紫外線対策としては十分実用的です。


■⑦ 今日できる最小行動

クローゼットから、

・長袖で動きやすい服
・春夏でも着られる羽織り

を1着選び、
「避難服」として意識してみてください。

紫外線を防ぐことは、
体力と判断力を守る備えでもあります。

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