林野火災は一年中起こる可能性がありますが、被災地派遣やLOとして現場に入ると「特に多い時期」がはっきり存在します。時期を知ることは、予防と初動対応を大きく左右します。
■① 林野火災が多発する時期
日本で林野火災が多いのは、主に春先と冬場です。この2つの時期には共通する気象条件があります。
■② 春に多い理由
春は空気が乾燥し、強風が吹きやすい季節です。さらに、行楽や農作業による火気使用が増えることで、火災発生リスクが高まります。
■③ 冬に起きやすい背景
冬は湿度が低く、落ち葉や枯れ草が大量に蓄積します。現場では、冬季火災ほど初期段階で一気に広がるケースを多く見ました。
■④ 夏は少ないが油断は禁物
夏は湿度が高く林野火災は少なめですが、猛暑と渇水が重なると例外的に発生します。近年は気候変動の影響で注意が必要です。
■⑤ 地域差による時期の違い
日本海側と太平洋側では多発時期が異なります。積雪地域では雪解け直後が特に危険です。
■⑥ 行事・生活との関係
春の火入れや冬の野焼きなど、人の活動と時期が重なることでリスクが上昇します。多くの火災は人為的要因が関係しています。
■⑦ 現場で感じた誤解
「この時期は大丈夫」という思い込みが被害を拡大させます。実際には、例年より早い乾燥で時期が前倒しになることもあります。
■⑧ 時期を踏まえた備え方
多発時期には、地域での火気使用ルール確認や、家族での避難想定を一度共有しておくだけでも安全性が高まります。
■まとめ|林野火災は季節を知れば防げる
林野火災には明確な「起きやすい時期」があります。
結論:
林野火災の多発時期を知ることが、最大の予防策です。
防災士として現場を経験してきた中で、時期を意識して行動している地域ほど、被害が小さく抑えられていました。季節を読むことは、最も身近で確実な防災です。

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