【防災士が解説】“防災は何から始めるべき?”|初心者がまずやるべき3ステップを超シンプルに解説

防災は「何から手をつければいいのか分からない…」という声が非常に多い分野です。
しかし、実際は たった3つのステップ を押さえるだけで、家族の安全度は一気に上がります。

ここでは、防災初心者でも“今日からできる防災の始め方”をまとめます。


■1.ステップ① 家のどこが危険かを知る(自宅チェック)

まずは「備える」前に 危険箇所を把握することが最優先

● 本棚・タンスが倒れそう
● 寝室の頭上に物がある
● 窓ガラスが割れそう
● 電子レンジ・テレビが落ちそう
● 通路に物が多い

防災の9割は“家の中の危険をなくすこと”から始まります。


■2.ステップ② 最低限の備蓄を準備する

いきなり完璧を目指す必要はありません。
まずは“3日間生き延びる”ための最低限でOK。

● 水(1人1日3L × 3日分)
● レトルト・缶詰・カップ麺
● モバイルバッテリー
● 懐中電灯(ランタンが最強)
● 簡易トイレ
● カセットコンロ・ガスボンベ

これだけで災害後の不安は大きく減ります。


■3.ステップ③ 避難ルートと避難場所を決めておく

道具より重要なのが 避難行動の準備

● 自宅から避難所までのルート
● 水害で使える道・使えない道
● 垂直避難ができる建物
● 家族が離れている時の集合場所
● 高齢者・子どもの移動方法

避難行動の“事前シミュレーション”が命を守ります。


■防災は一気にやらなくていい

むしろ 少しずつ積み上げる方が確実に続きます

✔ 今月は水を買う
✔ 来月は乾電池を補充
✔ 再来月は避難ルートの確認

これだけで立派な防災です。


■まとめ

防災の始め方は、驚くほどシンプルです。

  1. 家の危険箇所を減らす
  2. 最低限の備蓄をそろえる
  3. 避難行動の準備をする

たったこれだけで、あなたの家は“災害に強い家”へ変わります。
今日の行動が、未来の命を救います。

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