【防災士が解説】家庭で“絶対に備えるべき非常食”と失敗しない選び方

災害時のストレスを最も軽減するのが「食べ物の安心」。
非常食は通年で検索数が高い定番テーマで、備え方ひとつで生活の質が大きく変わります。
何を揃えるべきか、プロ目線で整理します。


■ 結論:非常食は“主食・主菜・間食”の3構成で揃える

非常食はカロリーだけでなく、心の安心と満足感が必要。
この3カテゴリで揃えると長期滞在でも持つ体制になります。


■ 主食:アルファ米・レトルトご飯・カップ麺

最も重視すべきは「温め不要で食べられること」。
電気・水・ガスが止まっても食べられるものを中心に揃えましょう。

  • アルファ米(保存5年)
  • レトルトご飯(そのまま食べられる)
  • カップ麺(断水時は注意)

■ 主菜:缶詰が最強

缶詰は栄養・保存性・調理不要の三拍子。

おすすめはこの3種。

  • 魚の水煮・味噌煮
  • 肉の大和煮
  • 野菜スープ系(具材入り)

温め不要でそのまま食べられ、タンパク質が取れるのが最大の強み。


■ 間食:メンタル安定のために必須

災害時は緊張・不安でカロリー消費が増えます。
甘い物があるだけで心の状態がかなり改善します。

  • カロリーメイト
  • シリアルバー
  • クッキー
  • チョコレート(夏場は溶け注意)

■ よくある失敗例

  • 主食だけ大量で“おかずがゼロ”
  • 子どもの好みを考えていない
  • 常温で保管できない食品を買ってしまう
  • 消費期限を管理できず、結局捨てる

特に子ども・高齢者は食べやすさが命です。


■ まとめ

非常食は「主食・主菜・間食」の3つを軸に揃えるだけで、災害耐性が一気に向上します。
食べ慣れた味を中心に、無理なくローテーションしながら備えておくのが最も長続きする方法です。

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