【防災士が解説】家庭に“必ず備えるべき充電ケーブル”|停電時にスマホを守るための最重要アイテム

通年で検索され続ける防災テーマのひとつが「充電ケーブル」。
停電・通信障害・長時間避難など、どんな災害でもスマホの充電は命綱です。
しかし“ケーブル不足・断線”で充電できない家庭が多く、非常に危険です。
災害時に本当に必要なケーブルをまとめます。


■ 結論:ケーブルは“3種類×複数本”が基本

スマホ・タブレット・モバイルバッテリーなど、家庭内で端子がバラバラです。
最低限そろえるのは次の3種類。

  1. USB-C(最新iPhone/Android)
  2. Lightning(旧iPhone)
  3. Micro USB(ライト・モバイルルーターなど)

どれか1種類欠けると、災害時に充電できない機器が出てきます。


■ 1家庭の必要本数は“6〜8本”

災害時は家族全員が同時にスマホを充電します。
荷物に入れていると本数が足りないので、家用+持ち出し用で分けて備えます。

  • USB-C:3本
  • Lightning:2本
  • Micro USB:1〜2本

これが非常時の安全ライン。


■ ケーブルは“長さ違い”で揃えると便利

● 1m:寝室・リビングの基本

● 2m:避難所や車内での使用

● 30cm:モバイルバッテリー用

避難所ではコンセント位置が遠いため、2mが圧倒的に使いやすいです。


■ 災害時に役立つ“高耐久ケーブル”が最強

  • 断線しにくいナイロン編み
  • 根元が太いタイプ
  • 曲げ耐久10,000回以上

安いケーブルは災害時に切れることが多いため、防災用は“耐久性最優先”が基本です。


■ 充電ケーブルと一緒に備えるべきもの

  • USB充電器(2〜4ポート)
  • モバイルバッテリー3台
  • 車のシガーソケット充電器
  • ソーラーパネル(可能なら)

これらが揃うと“停電してもスマホが死なない”最強体制ができます。


■ まとめ

充電ケーブルは「電源対策の根本」。
どれだけバッテリーを持っていてもケーブルが断線していたら何もできません。
USB-C・Lightning・MicroUSBをそれぞれ複数本ストックして、家族全員がいつでも充電できる体制をつくっておきましょう。

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