災害現場で何度も感じたのは、「電源があるだけで救える命が確実に増える」という現実です。内閣府防災担当が進めるストレージパリティ補助金119億円は、防災とエネルギーの常識を根本から変える施策です。
■① ストレージパリティ補助金とは何か
ストレージパリティ補助金は、防災庁認証の蓄電池導入を後押しする国の支援制度です。災害対応力の底上げを目的としています。
■② なぜ今「蓄電池」なのか
太陽光だけでは夜間や悪天候に対応できません。蓄電池があることで、電力は初めて防災インフラになります。
■③ 保険料20%割引と連動する意味
防災庁認証の蓄電池を導入することで、保険料が割引される仕組みは、民間にも防災投資を促す強力な動機になります。
■④ 被災地で見た「電源格差」
被災地派遣やLOとして活動した際、発電機が枯渇した避難所と、蓄電池がある施設では、生活環境に決定的な差が生まれていました。
■⑤ 平時利用ができる防災設備
蓄電池は災害専用ではありません。平時のピークカットや電気代削減にも活用できます。
■⑥ 自治体と家庭の導入ポイント
自治体は避難所、家庭は在宅避難を前提に容量と設置場所を考えることが重要です。
■⑦ 自律型避難を支える電源
自宅や地域で電力が確保できれば、避難所に集中しない選択肢が生まれます。
■⑧ 防災投資が当たり前になる社会へ
補助金と保険制度の連動は、防災を「特別なこと」から「標準装備」へ変えていきます。
■まとめ|電気を蓄えることは、命を守ること
ストレージパリティ補助金119億円は、防災の実効性を一段引き上げる制度です。
結論:
蓄電池は「最後の保険」ではなく「最初の備え」
元消防職員として、電源が確保されている現場ほど冷静な判断と迅速な救助ができていたことを強く実感しています。

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