【元消防職員・防災士が解説】防災×車中泊・避難所|「空気でできたマットレス」は本当に使える?被災地で分かった“寝具の差”

災害時の生活で、想像以上に体と心を削るのが「寝る環境」です。
被災地派遣として避難所や車中泊の現場を見てきましたが、寝具の差が体調の差になる場面を何度も見てきました。

そんな中、無印良品から登場した
「空気でできたマットレス」は、防災×車中泊・避難所という視点で注目すべきアイテムです。


■① 災害時に「マットレス」が重要な理由

避難所や車中泊では、次の問題が必ず起きます。

・床や車内の硬さ
・地面や車体からの冷気
・寝返りが打てないストレス

実際、被災地では
「眠れない→疲労→体調悪化」の連鎖が多く見られました。

マットレスは贅沢品ではなく、体を守る装備です。


■② 無印「空気でできたマットレス」の基本性能

このマットレスの特徴は以下です。

・厚さ10cm(枕部は約15cm)
・サイズ:約70×196cm
・足踏み式ポンプ内蔵
・空気を抜けばコンパクト収納

床や車内の凹凸をしっかり吸収でき、
直接寝るのとは疲労感が段違いになります。


■③ 車中泊との相性はどうか

車中泊避難で問題になるのは、

・段差
・座席の隙間
・冷え

このマットは10cm厚があるため、
段差の違和感をかなり軽減できます。

被災地でも、エアーマットを使っていた人は
「腰と背中が全然違う」と話していました。


■④ 避難所での現実的な使いどころ

避難所では、

・段ボールベッドが来るまで数日
・毛布だけで床寝

という状況が珍しくありません。

このマットレスがあると、

・床冷え対策
・衛生面の確保
・自分専用スペースの確保

ができ、生活の質が一段上がります


■⑤ 被災地経験から見た「空気式」のメリット

被災地で強く感じたのは、

・電源不要
・短時間で設営
・音が静か

という点です。

停電下で電動ポンプが使えず困る場面も多いため、
足踏み式ポンプ内蔵は非常に現実的です。


■⑥ 注意点|万能ではない

一方で注意点もあります。

・空気管理が必要
・穴あきリスク
・寒冷地では断熱性能に限界

冬場や寒冷地では、
銀マットや毛布との併用が前提になります。


■⑦ 今日できる防災行動

・一度自宅で膨らませて寝てみる
・車中泊でサイズ確認
・補修用テープを一緒に備える

この3つをしておくだけで、
災害時の失敗を大きく減らせます。


■まとめ

無印良品の「空気でできたマットレス」は、

・車中泊避難
・避難所生活
・在宅避難

いずれにも対応できる実用的な防災寝具です。

被災地で何度も見てきましたが、
「寝られる人」と「寝られない人」では回復力が違います。

マットレスは快適さではなく、
生き延びるための装備。

防災×車中泊・避難所の視点で、
一度本気で検討してみてください。

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