災害発生時、職場での最初の10分は極めて重要です。
初動対応が整理されていないと、情報が錯綜し、判断が遅れます。
職場で整えておきたい初動マニュアルの基本を解説します。
■① 安全確保を最優先
・机の下に避難
・落下物から頭部を守る
・火気の確認
まずは命を守る行動が最優先です。
■② 責任者の即時決定
指示系統が曖昧だと混乱が拡大します。
代行順位まで事前に決めておくことが重要です。
■③ 安否確認ルール
・社内点呼
・チャットツール
・安否確認システム
連絡手段は複数用意しておきます。
■④ 建物被害の確認
ガラス破損、天井落下、漏電の有無を確認。
立ち入り可否を判断します。
■⑤ 帰宅判断基準
無理な帰宅は二次災害の原因になります。
公共交通の状況も確認します。
■⑥ BCP発動判断
事業継続計画(BCP)は
“誰が”“いつ”発動するか明確にしておきます。
■⑦ 現場で多かった誤解
「マニュアルはあるから大丈夫」
実際には、訓練していないと機能しません。
紙のマニュアルだけでは不十分です。
■⑧ 自律型避難の考え方
会社任せではなく、
各自が自宅までのルートを把握しておく。
個人の判断力が職場全体の安全度を高めます。
■まとめ|職場は“組織力”が試される
初動対応はスピードと統制が鍵です。
結論:
指示系統と安否確認が整っていれば、混乱は最小化できる。
元消防職員として感じるのは、
訓練している職場ほど落ち着いて行動できるという事実です。
準備は裏切りません。

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