年末〜年明けは、1年で最も寒波が強くなる季節。
そして近年増えているのが“寒波による大規模停電”。
暖房が完全に止まると、体温低下は命に関わる深刻なリスクになります。
冬の停電は“備えの差”がそのまま生存性を左右します。
■ 1. 家の中で“最も暖かい部屋”に避難する
停電したら、家全体を温めるのは不可能。
熱が逃げにくい部屋を選んで家族で集まる。
- 北風が当たらない部屋
- 階段が少ない部屋
- ドアを閉めて区切れる部屋
家族が集まるだけで室温は数度上がる。
■ 2. 窓・床の“断熱”をすぐ作る
熱の6割は窓から逃げます。
停電中は次の簡易断熱が効果抜群。
- カーテンを二重に閉める
- 毛布・段ボールを窓に貼る
- 床にラグ・毛布を敷く
- ドアの隙間を塞ぐ
たった5分の作業で体感温度が変わる。
■ 3. カセットコンロを使える状態にしておく
寒波停電で一番強い味方は カセットコンロ。
暖はとれませんが…
- 温かい食事
- 温かい飲み物
- お湯で身体を拭く
“体の芯が温まる行為”ができるだけで低体温症が防げます。
■ 4. 冬の停電で必須の物リスト
最低限これだけあれば凍えずに過ごせます。
- カセットコンロ+ガスボンベ10本
- 毛布・寝袋
- カイロ
- ランタン
- 水(1人1日3L)
- アルミシート
- マスク(喉の乾燥対策)
- 非常食(温かい系が最強)
暖房が止まると乾燥も強まるため、喉のケアが特に重要。
■ 5. 1時間に1回、短時間だけ換気する
停電でも換気は必要。
寒くても 1〜2分だけ 窓を開けて空気を入れ替える。
二酸化炭素が溜まると頭痛・不調の原因に。
■ まとめ
年末の寒波×停電は“冬の最大リスク”。
- 暖かい部屋に避難
- 窓と床を断熱
- カセットコンロで温かい物を確保
- 毛布・寝袋・カイロを常備
- 水と食料を準備
- 短時間の換気
これらを準備しておくだけで、
冬の停電でも家族が安全に過ごせます。

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