【防災士が解説】年末の“忘年会シーズン×防災”|飲み会が増える時期にこそ気をつけたい“命を守る行動”

年末は忘年会・飲み会・外出が多くなる時期。
しかしこのシーズンは、
“火災・転倒事故・帰宅困難・低体温症”のリスクが最高レベルに。

飲み会が増えるほど、防災目線が欠かせなくなります。


■ 1. 酔って帰る日は“夜間の災害リスク”が跳ね上がる

地震・火災はいつ起きるかわかりません。
酔った状態では次が難しくなります。

  • 正確な判断
  • 足元の安全確認
  • 迅速な避難行動

飲む日は「災害が起きても動けるか?」を一度イメージしておくこと。


■ 2. 帰り道は“転倒・路面凍結”に注意

年末の深夜は路面温度が低下し、凍結しやすい時期。

  • 坂道で滑りやすい
  • 横断歩道の白線は特に危険
  • ヒールや革靴は滑りやすい

酔った状態では踏ん張りが効かないため注意。


■ 3. 電車が止まったら“帰宅困難者”になる可能性

年末の夜は人が多く、
地震・事故・停電で電車が止まると、すぐに帰宅困難に。

最低限の持ち物は次。

  • モバイルバッテリー
  • 500mlの水
  • 上着(防寒)
  • 小銭
  • 充電ケーブル

“スマホ切れ”が最も危険。


■ 4. 飲食店の“避難口”を必ず確認する

年末は火災が非常に多いため、
飲食店に入ったら最初に確認すべきはここ。

  • 非常口
  • 非常階段
  • 消火器の位置

これだけで火災時の生存率が大幅に上がります。


■ 5. 帰宅後は“火を使わず寝る”のが鉄則

飲んだ後の調理・暖房使用は重大火災の原因。

  • ストーブOFF
  • ガスコンロ完全OFF
  • 電気毛布の設定確認

飲酒後の「うっかり火災」は年末の定番事故。


■ まとめ

年末の忘年会シーズンは
“飲酒×寒波×深夜×交通トラブル”で事故・災害リスクが急上昇。

  • 足元注意
  • 非常口確認
  • 帰宅困難の対策
  • 酔った日の火気厳禁
  • モバイルバッテリー必携

楽しい忘年会を「安全に終える」ためにも、
この季節こそ防災意識が欠かせません。

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