【防災士が解説】防災×子育て中 家具転倒防止|子どもの命を守る“最優先”対策

地震で本当に怖いのは、
揺れそのものではありません。

「倒れてくる家具」です。

特に子育て家庭では、
背の高い家具・テレビ・食器棚が
子どもの命に直結します。


■① なぜ家具転倒防止が最優先なのか

大地震では、
家具が数十センチ〜1m以上移動します。

子どもはとっさに逃げられません。

まず守るべきは、
寝室・子ども部屋・リビングです。


■② 優先順位の付け方

① 子どもが寝る場所の周辺
② 長時間いる場所
③ 出入口付近

この順番で固定します。

全部を一度にやらなくて大丈夫です。


■③ 固定方法の基本

・L字金具で壁固定
・突っ張り棒だけに頼らない
・テレビは耐震ジェル+ワイヤー

「置いてあるだけ」は
固定していないのと同じです。


■④ 賃貸でもできる対策

穴を開けられない場合は、

・接着タイプの固定器具
・家具転倒防止マット
・家具配置の見直し

“倒れない配置”に変えるだけでも効果があります。


■⑤ 現場で多かった誤解

被災地活動で多かったのは、

「低い家具は安全」

という誤解です。

実際には、
低くても横滑りして通路を塞ぎ、
避難経路を失うケースがありました。

高さだけで判断しないことが重要です。


■⑥ 子どもと一緒に確認する

家具の前に立ち、

「ここ危ないかな?」

と一緒に考える。

これが“防災教育”にもなります。


■⑦ 今日できる最小行動

今日、
1箇所だけ固定してください。

完璧を目指さなくて大丈夫です。


■⑧ 家具固定は“安心の土台”

避難袋よりも先に、
家具固定。

家の中が安全でなければ、
外へ逃げる以前の問題です。


■まとめ|まずは子どもの寝室から

結論:
家具転倒防止は、子育て家庭の最優先防災対策です。

防災士として現場で見てきたのは、
「やっておけばよかった」という後悔。

1箇所でもいい。
今日から始めましょう。


出典:内閣府「家具類の転倒・落下防止対策」

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