地震で最も危険なのは、
揺れそのものではありません。
高齢者にとっては、
家具の転倒・移動が重大事故につながります。
骨折は、
その後の生活を大きく変えてしまいます。
■① なぜ高齢者宅は優先対策が必要か
高齢者は、
・とっさに避けにくい
・足元が不安定
・転倒後の回復が遅い
という特性があります。
家具固定は、
命だけでなく“生活”を守ります。
■② 優先すべき場所
① 寝室周辺
② 玄関から避難経路
③ トイレ・廊下
夜間に移動する動線が特に重要です。
■③ 固定方法の基本
・L字金具で壁固定
・突っ張り棒+滑り止め併用
・食器棚は開閉防止器具
「置いているだけ」は危険です。
■④ 現場で多かった誤解
被災地活動で感じたのは、
「重たい家具は倒れない」
という誤解。
実際には、
重いほど破壊力が増します。
重さ=安全ではありません。
■⑤ 賃貸住宅でもできる対策
・接着式固定器具
・家具配置の変更
・低い家具へ入れ替え
できる範囲から始めます。
■⑥ 夜間対策も忘れない
・ベッド横に懐中電灯
・足元灯の設置
・滑り止めマット
暗闇での転倒を防ぎます。
■⑦ 家族の関わり方
離れて暮らしている場合は、
写真を送ってもらい、
危険箇所を一緒に確認します。
“見守り防災”の一歩です。
■⑧ 今日できる一歩
まずは、
寝室の家具を1つ固定してください。
完璧でなくて構いません。
■まとめ|家具固定は“高齢者防災の土台”
結論:
高齢者宅の家具固定は、最優先の命綱対策です。
防災士として現場で見てきたのは、
転倒による二次被害の多さ。
小さな固定が、
大きな安心を生みます。

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