【防災士が解説】年末の“夜間帰宅×女性の安全”|暗い道・人通りの少なさ・酔客増加…冬の帰宅は危険が多い

年末は日没が早く、街は慌ただしく、
飲み会も増えるため“夜間の女性の帰宅リスク”が急上昇します。
災害だけでなく、事故・犯罪・体調不良など
複合的な危険が重なる季節です。

防災・防犯の両面で安全を守る行動が必要になります。


■ 1. 人通りの少ない道・暗い道は選ばない

冬は街灯だけでは足元が見えにくく、
事故・犯罪リスクが同時に上がります。

  • 明るい道
  • 交通量の多い道
  • 家の近くでも“裏道”は避ける

年末は酔客も多いため、いつも以上にルートを選ぶ。


■ 2. 両手が塞がらないように荷物を持つ

年末は買い物帰りで荷物が増えがちですが、
“両手が塞がる=危険回避が遅れる”状態です。

  • リュックにまとめる
  • スマホを手に持ちながら歩かない
  • 手袋はスマホ対応でも極力立ち止まって操作

視界と手元の自由が安全をつくる。


■ 3. 夜間の地震発生を想定して行動する

帰宅中に地震が起きたら、暗い街で一気に危険が高まる。

  • 看板・ガラスの下を通らない
  • 道路中央に出ない
  • 建物から離れて待機
  • 転倒しやすいヒールは避ける

夜間の災害は“視界の悪さ”が最大の敵。


■ 4. バッグには“最低限の防災セット”を入れておく

冬の夜間は、ちょっとしたトラブルでも大きな危険に。

  • 小型ライト
  • モバイルバッテリー
  • 500mlの水
  • 絆創膏
  • カイロ
  • ホイッスル(防犯用)

女性の夜間移動は“持ち歩く物”で安全度が変わる。


■ 5. 帰宅中に体調が悪くなったら無理をしない

寒さ・疲労・飲み会で、年末は体調不良が増える時期。

  • 無理に歩かない
  • 駅員・店員に声をかける
  • 座って休む
  • 水分補給する

冬は脱水症状も起きやすい。


■ 6. 不審者・酔客には“距離を保つ”が最強

接触しないことが一番安全。

  • 進路を変える
  • コンビニに入る
  • 人が多い方へ移動
  • 駅員・警備員に声をかける

“逃げる”は最強の防災・防犯行動。


■ まとめ

年末の夜は、
“暗さ×寒さ×酔客×買い物荷物×地震リスク”が重なる危険な時間帯。

  • 明るい道を選ぶ
  • 荷物はリュック化
  • 夜の地震を想定
  • 小型防災セットを携帯
  • 体調を無理しない
  • 不審者には距離を保つ

冬の夜の帰宅こそ、
“安全最優先の行動”が命を守ります。

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