春の楽しみといえばお花見。
しかし、屋外でのレジャー中に地震が起きたらどう行動しますか?
レジャー気分のままでは、初動が遅れます。
特に公園や河川敷は「開けている=安全」と思われがちですが、注意点があります。
今回は、花見中に地震が発生した場合の正しい行動を整理します。
■① まずは「低く・頭を守る」
屋外でも基本は同じです。
・低い姿勢をとる
・バッグや腕で頭を守る
・揺れが収まるまで動かない
木の下にいる場合は、枝の落下に注意します。
レジャーシートはすぐ立てる状態を意識して座ることも重要です。
■② 周囲の危険を瞬時に確認
公園でも危険はあります。
・古い灯柱
・ブロック塀
・ガラス張り建物の近く
・川沿いの液状化リスク
元消防職員として現場を経験した立場から言えば、
「屋外=安全」は半分正解で半分誤解です。
倒れるもの・落ちるものが無いかを即座に確認します。
■③ シートからの撤収は“最小限”
揺れが収まったら、必要最小限だけ持って移動します。
・貴重品
・スマホ
・最低限の水
クーラーボックスや大量の荷物を抱えると逃げ遅れます。
命優先の判断が基本です。
■④ 河川敷・海沿いは特に注意
河川敷や海辺で花見をしている場合は、津波や増水を想定します。
強い揺れを感じたら、
・高い場所へ移動
・内陸側へ退避
を最優先に。
「津波警報を待つ」は危険です。
■⑤ 子ども連れ・高齢者がいる場合
家族がいる場合は、
・集合ポイントを決める
・子どもを中央に集める
・高齢者の歩行補助を優先
慌ててバラバラに動かないことが重要です。
■⑥ よくある誤解
「広い公園だから安全」
実際は、
・混雑による転倒
・パニックによる圧迫
・出口渋滞
のリスクがあります。
開けた場所でも人が多ければ危険になります。
■⑦ 持ち歩き防災(EDC)のすすめ
春の外出時は、最低限の携行防災を。
・小型ライト
・モバイルバッテリー
・ホイッスル
大きな防災リュックは不要ですが、
“持ち歩き防災ポーチ”は安心材料になります。
■⑧ 事前にできること
・公園の出口位置を確認
・近くの高台を把握
・家族で「揺れたらどうする?」を共有
これだけで初動が変わります。
■まとめ|レジャー中こそ冷静な初動を
花見は楽しい時間ですが、
災害は空気を読みません。
屋外であっても油断せず、
「命優先の切り替え」ができるかどうかが鍵です。
結論:
揺れたら迷わず頭を守り、最小限で移動する
元消防職員として伝えたいのは、
逃げる判断が1秒早いだけで未来は変わるということです。
出典元:気象庁「地震発生時の行動」

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