入学・入園式を終えると、家族の生活リズムは一気に変わります。
通学時間、帰宅時間、留守番時間…。この変化に合わせて防災も再設計することが重要です。
特に春は地震・強風・豪雨が重なる時期。在宅避難を前提に、家族で確認すべきポイントを整理します。
■① 生活時間帯の再確認
まず確認すべきは、
・子どもの登校時間
・保護者の出勤時間
・在宅時間帯
「誰が家にいる時間が長いか」を把握することで、備えるべき場所が明確になります。
■② 家具の転倒防止チェック
新生活では部屋の模様替えが多くなります。
・本棚の固定
・冷蔵庫の転倒防止
・テレビの滑り止め
入学祝いで増えた家具も要注意です。
■③ 子ども一人の在宅時間対策
留守番中の災害を想定し、
・机の下に潜る練習
・玄関までの避難経路確認
・ガス元栓の位置確認
「怖い」ではなく「できる」に変える声かけが大切です。
■④ 水とトイレの再確認
在宅避難ではトイレ問題が最優先です。
・簡易トイレ回数分確保
・水3日分(1人9L目安)
・生活用水の代替手段
水は“飲む用”だけでなく、衛生用も必要です。
■⑤ 家族連絡ルールの共有
入学後は行動範囲が広がります。
・集合場所
・安否確認方法
・連絡が取れない場合の行動
家族LINEだけでなく、紙のメモも準備します。
■⑥ よくある見落とし
防災士として相談を受ける中で多いのは、
「学校が守ってくれるから安心」
という思い込みです。
学校対応はありますが、
迎えに行けない状況も十分想定されます。
家庭での事前共有が命綱になります。
■⑦ 在宅避難の環境整備
・寝室の安全確保
・停電用ライト配置
・防寒対策の確認
特に春は寒暖差が大きく、夜間の冷え込み対策が必要です。
■⑧ 5分でできる家族チェック
今日できることは、
・ハザードマップ確認
・家具の揺れ確認
・子どもとの会話
完璧よりも対話が重要です。
■まとめ|生活変化こそ防災見直しの好機
新学期は防災を再設計する絶好のタイミングです。
環境が変わった今だからこそ、
「もしも」を家族で話し合います。
結論:
新生活に合わせて防災もアップデートする
防災士として感じるのは、
家族で共有した“たった一つの約束”が混乱時の安心につながるということです。
出典元:内閣府「防災情報のページ」

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