「経口補水液は何本備蓄すればいいのか?」
防災士としてよく受ける質問です。
答えは――
家族構成と想定日数で決まります。
■① 基本の考え方
経口補水液は「水の代わり」ではありません。
・発汗が多い時
・下痢や発熱時
・高齢者や子どもの体調不良時
に使用する“医療寄りの備え”です。
常用ではなく、補助的に考えます。
■② 目安となる必要量
一般的な目安は、
1人あたり
500ml × 1~2本/日(体調不良時)
ただし通常時は水が基本です。
■③ 3日分備蓄の具体数
■単身世帯
・500ml × 3~6本
■2人世帯
・500ml × 6~12本
■4人家族(高齢者1人含む)
・500ml × 12~20本
※全員が同時に使用する前提ではなく、
「1~2人が体調不良になる」想定です。
■④ 7日分備蓄する場合
余裕を持つなら、
1人あたり 6~10本(500ml)
4人家族なら、
24~40本が目安になります。
ただし保管スペースとのバランスも重要です。
■⑤ 実際に多かった誤解
防災士として現場で多かった誤解は、
「水があれば十分」
という考えです。
発汗・嘔吐・下痢時は、
水だけでは電解質不足になります。
■⑥ 高齢者がいる家庭は多めに
高齢者は脱水になりやすく、
・喉の渇きを感じにくい
・症状が分かりにくい
という特徴があります。
高齢者がいる家庭は、
+3~5本上乗せが安心です。
■⑦ ローリングストックの考え方
経口補水液には賞味期限があります。
・年1回見直す
・体調不良時に消費
・不足分を補充
これが現実的な管理方法です。
■⑧ 今日から決める備蓄基準
最低ライン:
1人あたり 3~6本(500ml)
安心ライン:
1人あたり 6~10本
これを基準に家族人数で掛け算してください。
■まとめ|経口補水液は“補助医療資源”
経口補水液 備蓄 具体数。
結論:
1人あたり最低3~6本、余裕を持つなら6~10本を基準に備蓄する。
防災士として伝えたいのは、
水と別枠で考える“命を守る補助資源”だということです。

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