車中泊で最もストレスになるのは「トイレ」です。
水や食料よりも、排泄問題が先に限界を迎えるケースは少なくありません。
被災地派遣の際も、避難生活で体調を崩す原因の多くはトイレ環境でした。
車中泊でも同じです。
■① 車中泊最大の課題は排泄
人は1日5〜7回排泄します。
水分を控えると
・脱水
・血栓リスク
・体調悪化
につながります。
■② ペットボトル活用の基本
緊急時は
・口径が広いもの
・1.5〜2Lサイズ
・中身を完全に空にする
これが基本です。
■③ 凝固剤は必須
液体のままでは処理が困難です。
・簡易トイレ凝固剤
・新聞紙併用
・二重袋処理
これで臭気と漏れを防ぎます。
■④ 女性・高齢者は別対策が必要
男性と同じ方法は難しい場合があります。
・簡易尿器
・携帯トイレ
・ポータブルトイレ
体格や状況に応じた準備が必要です。
■⑤ 夜間トイレは危険が多い
暗闇での移動は
・転倒
・不審者
・寒冷ストレス
リスクが高いです。
車内完結型を用意しておくことが安全です。
■⑥ 臭気対策の現実
車内は密閉空間です。
・消臭袋
・密閉容器
・すぐ車外へ移動保管
これを徹底します。
■⑦ 実際に多かった失敗
被災地で多かったのは
「トイレを後回しにした」
というケースです。
水を控え、体調を崩し、救急搬送になった例もあります。
トイレは“贅沢”ではなく“命の維持装置”です。
■⑧ 自律型避難の視点
避難所が混雑すれば、トイレは長蛇の列になります。
行政側が言いにくい本音は、
「全員分を十分に確保するのは難しい」
という現実です。
だからこそ、自分で準備する力が重要になります。
■まとめ|車中泊ではトイレが最優先課題
水よりも、食料よりも、
排泄環境が崩れると生活は破綻します。
結論:
車中泊では“簡易トイレの確保”が命を守る最重要備えです。
元消防職員として現場で強く感じたのは、
排泄環境が整っている人ほど冷静でいられるということ。
見えにくい備えこそ、最優先で整えてください。

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