車中泊避難で最も重要なのは「水」です。
食料よりも先に不足するのが水です。
被災地派遣時、車中泊組で最初に困るのはトイレより水不足でした。
■① 車中泊で必要な水量の目安
最低限の目安は
1人1日3リットル × 3日分
飲料・調理・最低限の衛生を含めるとこれが基準になります。
■② 車内保存の最大の敵は温度
真夏の車内は60℃以上。
ペットボトルは劣化しやすく、
長期放置は避けるべきです。
■③ クーラーボックス活用の基本
・断熱性能が高いタイプを選ぶ
・凍らせた水を保冷剤代わりにする
・空間をできるだけ減らす
これで保冷効果は大きく変わります。
■④ 3日保冷させるコツ
・直射日光を避ける
・シート下や影側に置く
・毛布で包んで断熱強化
これだけで温度上昇を抑えられます。
■⑤ 水の“積みすぎ”は危険
よくある失敗は
「念のため大量に積む」
重量増加で燃費悪化、
スペース圧迫につながります。
■⑥ 飲料水と生活用水を分ける
・飲料用は未開封ペットボトル
・生活用はポリタンク
用途を分けると管理が楽になります。
■⑦ 夏と冬で対策は変わる
夏は劣化対策、
冬は凍結対策。
凍った水は使えません。
断熱+車内保管位置が重要です。
■⑧ 現場で感じた水の現実
被災地では、給水車が来ても長時間待ちます。
車中泊では
「自分で3日持たせる」
これが基本姿勢です。
■まとめ|水は“量より温度管理”
水は多ければ安心ではありません。
結論:
車中泊の水は“3日分+断熱管理”が最適です。
元消防職員として何度も見たのは、
積みすぎて管理できないケース。
大切なのは“管理できる量”です。

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