車中泊避難では「見られないこと」が安全につながります。
防犯対策は過剰に装備を増やすより、“視線を遮る”ことが最優先です。
被災地派遣時、夜間に車中泊をしていた方から最も多かった相談は「視線が怖い」という声でした。
■① 車中泊で起きやすい防犯リスク
・車内が丸見え
・女性や子どもがいると分かる
・貴重品の存在が外から見える
これがトラブルの種になります。
■② サンシェードは“全面”が基本
フロントだけでは不十分です。
・フロント
・運転席・助手席
・後部座席
・リアガラス
全面を遮光することで初めて効果が出ます。
■③ カーテン選びのポイント
・外から透けない厚手タイプ
・マグネット式や吸盤式で隙間を減らす
・車種専用設計が理想
隙間があると内部の光で人影が浮かびます。
■④ 夜間は車内灯を使わない
車内灯は外から丸見えです。
必要な場合は
LEDランタンを足元に置くなど光を低く抑えます。
■⑤ 防犯グッズを増やしすぎない
よくある誤解は
「防犯ブザーや武器を多く持てば安心」
しかし実際は
目隠し+静かな環境確保が最も有効です。
■⑥ 駐車場所の選定が最重要
・明るすぎず暗すぎない場所
・人の出入りが適度にある場所
・監視カメラのある施設周辺
場所選びが防犯の8割を決めます。
■⑦ 子ども・高齢者がいる場合
トイレ移動時も単独行動を避ける。
「必ず2人以上で動く」
これが基本です。
■⑧ 現場で見た“安心の差”
被災地では、目隠しを徹底していた車は落ち着いた雰囲気でした。
逆に中が見える車は、不安感が強くトラブルも起きやすい傾向がありました。
■まとめ|防犯は“見せない”が最強
結論:
車中泊防犯は装備よりも「完全目隠し」が最優先です。
元消防職員として現場で感じたのは、
安心感は装備量ではなく“見えない工夫”で決まるということです。

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