【防災士が解説】断水豪雨後|下水逆流の危険とトイレ封鎖の判断基準

豪雨のあとに断水が起きた場合、
注意すべきは「下水の逆流」です。

水が出ないから安心、ではありません。

被災地派遣の現場でも、
逆流でトイレが使用不能になる家庭がありました。

豪雨後は“流す”より“封じる”判断が重要です。


■① なぜ下水が逆流するのか

・河川増水
・排水ポンプ停止
・下水管の容量超過

これにより、
便器から汚水が噴き出すことがあります。


■② 逆流の前兆サイン

・ゴボゴボ音
・水位の異常上昇
・異臭の発生

異変を感じたら使用中止です。


■③ 封鎖の判断基準

豪雨が続き、
周囲で浸水被害が出ている場合は、

水洗トイレの使用を控える。

簡易トイレへ切り替えます。


■④ 便器封鎖方法

・厚手ビニール袋
・水のう
・テープ固定

逆流防止には物理的遮断が有効です。


■⑤ よくある誤解

「流せば問題ない」

下水処理場が機能停止していると、
流した水が戻ってくることがあります。


■⑥ 現場で見た事例

豪雨災害支援時、
逆流で床一面が汚水に。

その後の清掃負担は大きく、
精神的ダメージも深刻でした。

“使わない判断”が被害を防ぎます。


■⑦ 衛生管理の徹底

逆流後は、
・消毒
・乾燥
・手袋使用

感染症対策が必要です。


■⑧ 今日できる備え

・簡易トイレ準備
・厚手袋・テープ保管
・豪雨時の使用ルール確認

判断基準を家族で共有しましょう。


■まとめ|豪雨後は流さない勇気

豪雨後の断水では、
逆流リスクが潜んでいます。

結論:
異変を感じたら水洗停止。簡易トイレへ切替える。

被災地で痛感したのは、
“使わない決断”が家を守るという事実でした。
安全第一で判断しましょう。


出典:国土交通省「水害時の下水道使用上の注意」
https://www.mlit.go.jp/

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