年末は冬休みで子どもが家にいる時間が増え、
ゲーム・スマホ・暖房器具の使用が一気に増えます。
その結果、子ども部屋の火災リスクが冬に急上昇 します。
ここでは、年末に必ずチェックすべき“子ども部屋の危険ポイント”を解説します。
■ 1. ベッド周りの“ホコリと延長コード”が最も危険
子ども部屋にはホコリが溜まりやすい。
- ベッド裏
- 机の裏
- ゲーム機周り
- 延長コードの周辺
ホコリ＋乾燥＝トラッキング火災の典型。
■ 2. スマホ・タブレットの“寝ながら充電”
冬休みで特に多い行動。
- 布団の中で充電
- 充電器が熱を逃がせない
- バッテリーが過熱
- 焼損 → 発煙・火災
子どもが自分で気づけないのも危険。
■ 3. ゲーム機・PCの“排熱不足”
年末は使用時間が数倍に増える。
- カーテンで塞ぐ
- 布をかける
- 机の端に押し込む
排熱不足 → 過熱 → 機器損傷 → 発火の流れ。
■ 4. ペットボトル飲料を“コンセント近くに置く”
冬は暖房で乾燥し、飲み物をよく飲む季節。
- うっかり倒す
- 水がタップに流れる
- ショート・発火
子ども部屋で最も多い事故例。
■ 5. 電気ストーブの“近距離使用”が危険
子どもはストーブに近づき過ぎる傾向がある。
- 布団に接触
- 落ちた衣類に着火
- 床に倒してしまう
寝室と同じくらい危険。
■ 6. こたつの“中でゲーム”による熱こもり
子ども特有の行動。
- こたつ内部で長時間ゲーム
- 布団が乾燥しすぎる
- こたつ内部が過熱
こたつは冬の子ども部屋火災の隠れた原因。
■ 7. 古い延長コードが“負荷に耐えられない”
子ども部屋はたこ足配線になりがち。
- 充電器
- ライト
- ゲーム機
- ノートPC
過負荷 → 発熱 → 火災のパターン。
■ 子ども部屋を安全にする冬のポイント
子どもにも伝えておきたい習慣。
- 延長コードは新しく、床置きしない
- 寝ながら充電禁止
- 飲み物をコンセント周りに置かない
- ゲーム機・PC周りをホコリ掃除
- こたつ内部で長時間こもらない
- ストーブと布類の距離は1m以上
- 外出・就寝前の電源OFF習慣を徹底
簡単な工夫で子ども部屋は格段に安全になる。
■ まとめ
子ども部屋は、
“ホコリ・充電・排熱不足・飲み物・暖房・延長コード”
が重なる危険地帯。
- 配線チェック
- こたつ・ストーブの距離
- 寝ながら充電をやめる
- ホコリ掃除
年末こそ、子どもの安全を最優先にして
“子ども部屋の防災点検”を習慣にしましょう。
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