今の子どもは、生まれた時からスマホとインターネットがある時代。
便利で楽しい一方、その裏には 犯罪やトラブルのリスクも隠れています。
・SNSで知り合った相手に会いに行く
・写真や住所が特定される
・自宅や通学先がバレる
・言葉のトラブル（誹謗中傷）
・お金やゲーム課金の要求
・誘拐や性被害に発展したケース
実際に、SNSをきっかけにした事件は 増え続けています。
この記事では、家庭で今日からできる
**「子どもを守るためのスマホ防犯」**をまとめます。
✅1｜子どもが危なくなるSNSの“落とし穴”
子どもが使うSNSは大人が想像する以上に危険が潜んでいます。
✅ アイコンは可愛いキャラでも、正体は大人
✅ 優しく話しかけ、信頼関係を作る“誘導型”
✅ ゲームや勉強の相談を装う
✅ 返信が早く、褒めてくれる
✅ DMで個人情報を聞き出す
犯罪者は「子どもに慣れていて、嘘が上手い」です。
だからこそ、家庭でルールを作って守ることが必要です。
✅2｜SNSで絶対に公開してはいけない情報
たった1枚の写真で、家まで特定される時代です。
🔻公開NG
・制服
・学校名
・習い事
・自宅の外観
・車のナンバー
・通学路
・位置情報ONの写真
・毎朝の投稿（生活パターンが分かる）
特に「背景に映り込んだもの」から特定されることが多発しています。
✅3｜家庭で決めておく7つのルール
家族で一度決めておくと、子どもが狙われにくくなります。
✅ ① 知らない人からのDMに絶対返信しない
✅ ② 個人情報や写真を送らない
✅ ③ 会おうと言われたら必ず親に相談
✅ ④ 夜中にスマホを使わない
✅ ⑤ 困ったことは必ず大人に相談
✅ ⑥ アプリの課金は親が管理
✅ ⑦ 位置情報オフを基本設定にする
「見せなさい」より、
「相談できる関係」が安全を作ります。
✅4｜スマホを持たせるなら、必ず設定しておくべき
設定ひとつで、危険はグッと減ります。
✅ フィルタリングアプリ
✅ ネット利用時間の制限
✅ 位置情報の管理
✅ 親の端末でアプリ管理
✅ ストアの購入制限
✅ SNSの鍵アカウント設定
「子どもを信用していないから」ではなく、
“犯罪者を信じてはいけない”から必要な設定です。
✅5｜何かあった時、子どもを責めない
子どもはこんな気持ちになります。
・怒られそう
・スマホを取り上げられそう
・自分が悪いと思ってしまう
だから、黙り込んでしまいます。
✅「話してくれてありがとう」
✅「一緒に考えよう」
✅「どんな事があっても味方だよ」
まずは安心させることが、
一番の防犯になります。
✅6｜スマホは「危険なもの」ではなく「守る道具」にもなる
スマホは悪いだけではありません。
✅ 緊急連絡
✅ 写真や動画で証拠を残せる
✅ 位置情報で居場所が分かる
✅ 防犯アプリで助けを呼べる
「使い方」を知っている子は、
犯罪者より強い。
✅まとめ｜SNSを禁止するより、“守れる使い方”を教える
✔ 子どもは騙されるのではなく、信じてしまう
✔ 写真・住所・学校は絶対に出さない
✔ DM・通話・会う約束は禁止
✔ 家庭内のルールで守る
✔ 何かあっても子どもを責めない
✔ スマホは“危険”ではなく “自分を守る道具”
SNSは便利で、友達とつながれる楽しい場所。
だからこそ、 守り方を教えることが“現代の防犯”です。
子どもを守るのは、知識と環境づくり。
今日から、家庭でできることを1つだけ始めてみましょう。
コメント