【防災士が解説】オンラインゲームは“出会いの場”になる?子どもを守るためのゲーム防犯

子どもたちは今、友達と遊ぶように

オンラインゲームで会話し、つながり、交流しています。

しかしその中には、

**「子どもを狙う大人」**が紛れています。

・ゲーム内チャット

・ボイスチャット

・フレンド申請

・個別メッセージ

・アイテム交換

・通話アプリへの誘導

ゲームは楽しい場所である一方、

犯罪者にとっては “子どもに近づきやすい場所” でもあるのです。

この記事では、家庭でできる

子どもを守るためのゲーム防犯の具体策を解説します。

✅1|犯罪者がゲームを使う“理由”

実際の事件でも、

オンラインゲームをきっかけに子どもが狙われたケースが多数あります。

犯罪者はこう考えています。

✅ 年齢を偽って近づきやすい

✅ 子どもと友達になりやすい

✅ プレゼント(アイテム)をあげて信頼を得る

✅ 一緒に遊ぶことで“仲間感”を作る

✅ ゲーム外のSNSへ誘導しやすい

ゲームの世界では “顔が見えない” ため、

子どもは相手を信じやすくなります。

✅2|危ないサインはこれ

ゲーム中、こんな相手は危険です。

❌ 個人情報を聞いてくる

❌ 「会おう」「電話しよう」と誘う

❌ ゲーム以外のSNSへ誘導

❌ 毎日しつこく連絡してくる

❌ 誰にも言わないでと言う

❌ アイテムを大量にプレゼントしてくる

「優しい」「頼れる先輩」のように振る舞い、

信用させてくる人ほど危険です。

✅3|家庭で決めておく安全ルール

ゲームをやめさせるより、

「安全に遊ぶ習慣」を作る方が効果的です。

✅ フレンドはリアルの知り合いだけ

✅ 個人情報は言わない

✅ 顔写真・制服・学校名は送らない

✅ ボイスチャットは知っている友達だけ

✅ SNSへの誘導は即ブロック

✅ 一人で悩まない、必ず相談

「困ったら親に言えばいい」という空気が大切です。

✅4|設定で守れるようにしておく

家庭で10分するだけで安全度が一気に上がります。

✅ フレンド申請を制限

✅ チャット機能を制限

✅ ゲーム時間制限

✅ 課金を制限

✅ 年齢制限のあるゲームは避ける

✅ ペアレンタルコントロールを設定

設定は「子どもを信じていない」のではなく、

“知らない大人を信じてはいけない”ために必要です。

✅5|もし危険を感じた時の対処

子どもは、怖い相手ほど黙り込みます。

だから事前に伝えてください。

✅ ブロックしていい

✅ アプリを消していい

✅ パパ・ママに相談していい

✅ 証拠(スクショ)を残すと強い

そして何より大事な言葉はこれ👇

「話してくれてありがとう」

責められると思うと、子どもは隠してしまいます。

✅6|ゲームは危険ではない。“守り方”を知れば安心

オンラインゲームには良い面がたくさんあります。

✔ 友達と遊べる

✔ コミュニケーション能力が上がる

✔ 協力してゴールする経験

✔ 思い出にもなる

ゲームを禁止する必要はありません。

大切なのは、

✅「安全な遊び方」

✅「危ない時の逃げ方」

この2つを知っておくことです。

✅まとめ|ゲームは楽しい。でも“守り方”を知らないと危険

✔ ゲームは犯罪者が子どもに近づきやすい場所

✔ 個人情報NG

✔ SNS・通話アプリ誘導は危険

✔ 設定で守る

✔ 何かあったらすぐ相談

✔ 子どもを責めない

家庭でたった一度、

これらを話しておくだけで被害は大きく減ります。

ゲームを「禁止」ではなく、

“安全に楽しむ力” を子どもに渡すこと。

それが、現代の防犯です。

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