避難所で最も崩れやすいもの。
それは「睡眠」です。
特に子どもは、
眠れないことが体調悪化と情緒不安定に直結します。
今日は、避難所で子どもの睡眠環境を守る具体策を解説します。
■① なぜ子どもは眠れなくなるのか
避難所では、
・照明が消えない
・人の話し声や物音
・段ボール床の硬さ
・空調の寒暖差
これらが重なります。
子どもは環境変化に敏感です。
眠れない=心が緊張している状態です。
■② 最低限そろえたい3つ
① アイマスク(タオルでも代用可)
② 耳栓(子ども用サイズ)
③ クッション・敷物(断熱対策)
床からの冷えは想像以上に強いです。
体温を奪われると、
免疫力が低下します。
■③ 被災地で見た“睡眠不足の連鎖”
被災地派遣の際、
子どもが夜泣きし、親も眠れず、
翌日体調を崩すケースを何度も見ました。
眠れないことは、
家族全体の判断力を奪います。
元消防職員として言えるのは、
「まず寝かせる」ことが最優先だということです。
■④ 心を落ち着かせる工夫
・いつも使っているタオル
・お気に入りの小さなおもちゃ
・同じ時間に“消灯の合図”を作る
日常の再現が安心を生みます。
避難所でも、
“いつもの習慣”を持ち込むことが大切です。
■⑤ やらなくていいこと
・無理に静かにさせる
・「我慢しなさい」と叱る
・スマホ動画で寝かせ続ける
短期的には静かになりますが、
根本解決にはなりません。
安心があれば、自然に眠れます。
■まとめ
避難所生活で守るべきは、
物資だけではありません。
睡眠は“心の防災”です。
今日できることは、
子ども用の睡眠セットを小さな袋にまとめておくこと。
それが、家族の安定を守る一歩になります。

コメント