【元消防職員・防災士が解説】“不安になった時こそ整えるべきは基礎”という話

災害対応の現場では、
大きな揺れや津波情報が流れた瞬間、
人は必ず不安になる。

しかし、不安な時ほど必要なのは“行動”ではなく“基礎の確認”だ。

投資の不安もまったく同じで、
「米国株が今後10年負けるかもしれない」
「新興国が伸びると言われている」
こんなニュースが出た瞬間、人は焦る。

だけど、防災士として伝えたいのはひとつ。

不安に反応する人は負ける。
基礎を確認して行動を変えない人が勝つ。

防災の基礎はこうだ。

● 家具は固定してあるか
● 水・食料は最低3日分あるか
● モバイルバッテリーはフル充電か
● 連絡方法・避難場所は家族で共有しているか

投資の基礎はこうだ。

● 家計が黒字で生活防衛資金があるか
● 高コストの商品を買っていないか
● 積立は自動化されているか
● 分散できているか(オルカン or S&P+他)

つまり、防災も投資も
「基礎を固めることで、どんな予想にも揺れない自分を作る」
という点で全く同じ仕組みになっている。

今回の“米国株は今後10年負ける予想”も、
南海トラフ級の予測と同じ。

来るかもしれないし来ないかもしれない。
規模も時期も誰にも分からない。

だからこそ、
“予測に振り回されず、淡々と積む人”だけが最後に資産を残す。

防災士として強く伝えたい。

地震も相場も、急に激変する。
準備をしていた人だけが、冷静に動ける。

だから今日の結論はこれ。

不安になったら、動くのではなく「基礎に戻る」。

それが命と資産を守る最も強い方法だ。

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