受験生にとって勉強の環境はとても大事。
でも、防災の視点で見ると──
✅ 本棚が倒れる
✅ 上から物が落ちる
✅ ガラスが割れる
✅ 通路がふさがる
これらは、命を守るうえで危険ポイントになります。
実は、受験生の部屋こそ
“静かで安全な防災レイアウト”に向いています。
✅1|まずは「倒れる家具を減らす」
背の高い家具・大量の本棚・重い収納は危険。
✅ 本棚は低い棚へ変更
✅ 可能なら別の部屋へ移動
✅ 欠かせない棚は壁固定
家具が倒れなければ、
勉強中でもケガのリスクゼロ。
✅2|机と椅子の位置が最重要
机は窓の前に置かない
→ ガラスが割れると正面から飛んでくるため危険。
【正解の配置】
✅ 窓から離れた壁側
✅ 背の高い家具のそばに置かない
✅ 落下物がない上部空間にする
集中できて安全な“静かな角”が理想。
✅3|教材棚は「腰の高さまで」
高い棚は危険、低い棚は安全+取りやすい。
✅ A4ファイルも入る低棚
✅ 勉強道具の重さで倒れにくい
✅ 地震時も視界が確保できる
整理しやすい=勉強効率も上がる。
✅4|ガラス・食器棚・鏡はNG
受験生の部屋に意外とあるものが 鏡。
✅ 割れれば床一面がガラス
✅ 夜の地震は暗くて見えない
✅ 裸足で逃げられない
👉 壁に貼り付けタイプ or ガード付きに変更
✅5|避難経路をふさがない
「教科書やプリントが床に散乱して逃げられない」
これは実際の避難でよくあること。
✅ 床に物を置かないルール
✅ ドア横に物を置かない
✅ 箱・収納で“浮かせる”収納へ
片付いている部屋=逃げやすい部屋。
✅6|机の「上から落ちるもの」を排除
✅ 上棚
✅ 大型モニター
✅ 高い位置の本
揺れた瞬間に落ちるものは、机の近くに置かない。
必要なものは“机の横の低い棚”へ移動。
✅7|ベッドの位置も安全に
地震は夜に起きやすい。
✅ 頭の上に家具を置かない
✅ 照明が落ちる位置は避ける
✅ 窓ガラスから離す
寝ている時が一番無防備。
✅8|停電でも勉強できるように
✅ 乾電池式ライト
✅ LEDランタン
✅ モバイルバッテリー
✅ スマホ充電器
停電は「勉強が止まる」だけでなく
精神的ストレスにつながるため、光の確保が重要。
✅9|散らかりにくい収納が“防災になる”
✅ プリントはファイルへ
✅ 教材は箱収納
✅ 床置きをゼロに
散らかりにくい部屋は、
地震時に逃げ道が確保できる。
✅10|家族全員で“安全ゾーン”を共有
✅ 地震のとき机の下に入る
✅ 揺れがおさまったら玄関へ
✅ 落下物があっても踏まない
受験生でも、命を守る行動は大切。
✅まとめ|勉強に集中できる部屋は「安全な部屋」
✔ 高い家具は置かない
✔ 机は窓・本棚から離す
✔ ガラスを使わない
✔ 床を片付けて逃げ道確保
✔ 停電対策で安心
受験生が安心して勉強できることは、
そのまま 防災力が高い部屋にもつながります。
子どもの未来と命を守る、
それが“受験生の防災レイアウト”。

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