【元消防職員・防災士が解説】ハザードマップは“逃げる方向”を決めるために読む

ハザードマップは「家が危険かどうか」を調べる地図ではない。
本当の目的は“逃げる方向”と“安全な場所”を事前に決めることだ。

事前に必ず確認すべきポイントは次の4つ。

● 浸水深の予測(何メートル浸かる地域か)
● 土砂災害警戒区域(崩れる方向)
● 避難所の位置(道路の安全度)
● 高台・広場・学校などの一時避難場所

特に浸水深は重要。
「3m」と書かれた地域は、腰までではなく“1階全滅”の高さだ。

ハザードマップを読める人は、「どこへ逃げるか」を迷わない。
迷わない人が、災害時に強い。

逃げる方向は、災害前に決めるもの。
それが、避難判断スキルの本質だ。

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