スマホは、今や防災装備の中心。
しかし、防災アプリは増えすぎており「結局どれを入れればいいの？」と迷う人が多い。
結論、命を守る上で必須なのは たった3つ。
ここでは、元消防職員の視点で“本当に災害時に役立つアプリ”を解説する。
■① 気象庁アプリ｜公式情報こそ最強の防災ソース
災害時に最も重要なのは「誤情報を避けること」。
SNSは早いが不確実。
命を守る判断は、唯一の公式機関＝気象庁の情報に勝るものはない。
● 大雨・洪水・暴風・津波の警報
● キキクル（危険度分布）
● 火山・地震情報
● 緊急地震速報の設定
このアプリを入れるだけで、防災力は段違いに上がる。
■② Yahoo!防災速報｜通知の速さが“命の数分”を作る
防災速報アプリの中で、通知スピードと精度のバランスが最強。
特に、避難情報がすぐ届くのが大きい。
● 避難指示
● 大雨危険度の上昇
● 地震（震度推定）
● 熱中症警戒アラート
● 火山・河川情報
災害は“早く気づいた人”が助かる。
そのためのアプリがこれ。
■③ 連絡系アプリ｜家族の安否確認を“一瞬でできる”仕組み
災害時は電話がつながらない。
だから、家族連携はアプリが命綱になる。
おすすめは以下のいずれか。
● LINE（位置情報・既読で安否確認しやすい）
● 災害用伝言板（NTT系の最強バックアップ）
● Googleマップ（位置共有）
大切なのは「家族全員が同じ方法を使う」こと。
アプリの種類より“統一”が命を守る。
■④ 追加で入れると安心な“応用アプリ”
必須3つに加え、以下は状況によって強力な武器になる。
● オフライン地図アプリ
● ラジコ（ラジオ視聴）
● Starlinkアプリ（衛星通信ユーザー向け）
● ニュースアプリ（複数ソースの比較）
特にオフライン地図は、通信障害の時でも方向を失わない。
■⑤ スマホは“アプリより設定”で防災力が決まる
どれだけアプリを入れていても、設定が死んでいれば意味がない。
【必須設定】
● 通知ON
● バッテリー節約モードOFF
● 位置情報ON
● 訪問地の防災情報（自宅・職場・学校を登録）
● モバイルバッテリーは常にフル充電
スマホは“設定次第で生存率が変わる防災ツール”だ。
■まとめ｜防災アプリは数ではなく“機能が命を守る”
防災アプリは多ければ多いほどいいわけではない。
本当に必要なのは、次の3つだけ。
● 気象庁アプリ（公式）
● Yahoo!防災速報（速い）
● 家族連絡アプリ（統一）
スマホは災害時の“第2の命綱”。
アプリの厳選と設定の最適化が、あなたと家族を守る最前線になる。
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