【元消防職員・防災士が解説】サメの近くで絶対にやってはいけない危険行動|海遊び前に必ず知るべきポイント

夏の海は楽しい一方で、サメとの遭遇リスクも毎年起きている。
実は、サメ事故の多くは「人間側の行動」が原因で引き寄せてしまうケースが多い。

この記事では、サメが近くにいる可能性がある時に
“絶対にやってはいけない危険行動”をまとめる。


■① 夕方・早朝に海へ入る

サメの活動が最も活発になる時間帯。

● 光量が少なく誤認しやすい
● 捕食行動が増える
● 魚の動きも活発でサメが接近しやすい

特に「薄暗い時間」は最大の危険帯。


■② 濁った海・見通しの悪い海へ入る

サメ事故の多くは“濁り”が原因。

● 雨の後で茶色い
● 波打ち際が砂で白濁している
● 川の水が海に流れ込んでいる

視界が悪いと、サメが人を“獲物”と誤認しやすくなる。


■③ 1人で沖に出る・深いところへ行く

サメ事故は「1人の時」に起こりやすい。

● 人影が小さく見える
● 救助が遅れる
● 異変に気づく人がいない

海水浴は“複数人で浅瀬”が基本。


■④ キラキラ光るアクセサリーを付けたまま泳ぐ

光るものは“魚のうろこ”と誤認されやすい。

● ネックレス
● ブレスレット
● 足のアンクレット
● メタルの時計

海に入る前は必ず外すこと。


■⑤ 釣り餌・血の匂いがする場所へ近づく

サメは嗅覚が非常に発達している。

● 釣り人が多い堤防
● 魚を捌いている港
● 磯での魚の血抜きポイント

これらは完全に“サメが寄る条件”が揃っている。


■⑥ 海面をバシャバシャ叩く(強い音・波)

サメは振動・音に反応する。

● 水を強く叩く
● 無闇に走る・飛び込む
● サップやボードを激しく動かす

“動くもの”と“弱った魚”の波紋は似ている。
不用意な動きはリスクを上げる。


■⑦ サメを見ても“パニック泳ぎ”で逃げる

急な動きは逆効果。

● 水しぶき=弱った獲物の反応
● 急旋回=挑発と判断されることも

サメを見たら、
“ゆっくり後ずさりして岸へ戻る”が最も安全。


■⑧ 海で血が出るケガのまま泳ぐ

血の匂いはサメを引き寄せる最大要因。

● 擦り傷
● 釣り針での小さな出血
● 生理中の女性の遊泳

少量の血でも海では拡散せず残りやすい。
傷がある日は泳がないのが鉄則。


■⑨ ドローンやサップで“サメが見えた”場所に近づく

最近はSNS映えを狙って接近する人がいるが、
これは完全にアウト。

● 水上は距離感がつかみにくい
● サメの動きは不規則
● サップは横転しやすい

「サメのいる場所へ行かない」
これが最も確実な安全対策。


■⑩ サメ情報を無視して遊ぶ

自治体・監視員の情報は信頼度が非常に高い。

● 赤旗
● 監視員の笛
● 「サメ目撃」の掲示
● 漁協からの注意喚起

1つでも出ていれば、海に入らない判断が必要。


■まとめ|“何をしないか”が海の安全を決める

海の防災は、装備よりも行動がすべて。

● 夕方・濁り・単独行動を避ける
● 光るものを身につけない
● 魚の血が出る場所には近づかない
● サメ目撃情報があれば海に入らない

賢く行動するだけで、サメとの遭遇リスクは大幅に下がる。
正しい知識で、あなたと家族の海の安全を守ってほしい。

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