物価高が続く今、生活を守りながら防災力を上げるには
「ポイントの使い方」を防災目線に変えること が最強の一手。
特に自治体や企業が行うポイント還元制度は、
防災と相性抜群の“見落としがちな資源”だ。
ここでは防災士の視点から、
ポイントを活用して“実質0円で防災力を上げる方法”を解説する。
■① 自治体ポイント=“地元の防災力”を上げる最強システム
一部の自治体では、
● 電子マネー
● QRコード決済
● クレカ
などで支払うと、10〜30%還元されるキャンペーンを行っている。
このポイントは、
そのまま防災用品に使えるため、家計的にダメージが少ない。
● 水
● カセットガス
● 乾電池
● 食料品
● ティッシュ、トイレットペーパー
● 清掃用品(漂白剤、除菌)
● カップ麺・レトルト
“日常消耗品=防災消耗品”なので、ポイント消化と防災対策が同時に成立する。
■② “日用品ほどポイント優先で買う”がプロの戦略
災害時に必ず使う日用品は、ポイントとの相性が抜群。
例えば還元率が20%なら、
● 5,000円使う → 実質4,000円
● 10,000円使う → 実質8,000円
食料や水などの“消えるお金”をポイントで買うのがもっとも効率的。
■③ コンビニやドラッグストア×ポイントは防災の宝庫
Ponta、楽天、Tポイント、dポイントなどは、
ドラッグストアで防災用品を揃えるのに最適。
ドラッグストアで優先的に買うべきはこれ。
● カセットボンベ
● 水(500ml・2L)
● 乾電池
● ウェットティッシュ
● ビタミン剤
● カップ麺・レトルト
● 血糖値対策のお菓子(非常時の低血糖対策)
● 絆創膏・消毒液
ポイントが使える店舗は「そのまま防災倉庫」になる。
■④ PayPay・楽天ペイキャンペーンを“防災月間”にする
QR決済は毎月どこかの自治体がキャンペーンを実施している。
そこで防災士がやっているのは、
👉 キャンペーン=備蓄補充の月
と決めること。
● 水
● パックごはん
● トイレットペーパー
● 缶詰
● 乾電池
● カセットガス
● 簡易トイレ用品
これらをキャンペーンに合わせて一気に買うだけで
毎月、実質コストを減らしながら防災レベルが上がる。
■⑤ ポイントは“賞味期限切れリスクゼロ”
ふるさと納税の返礼品や自分で買った備蓄には
賞味期限・使用期限がある。
しかしポイントは違う。
● 賞味期限なし
● 保存場所いらない
● 価値が減らない
● 欲しいタイミングで交換できる
これが“防災資源として最強”たる理由。
ポイントは、
「備蓄を置けない家庭」でも災害に強くなれる万能システム。
■⑥ “防災用ポイント枠”を作ると劇的に強くなる
プロがおすすめする方法はこれ。
👉 スマホのメモに
「防災ポイント枠(毎月1,000〜2,000円分)」
を作る。
【例】
・楽天ポイント → 水 or レトルト
・dポイント → ウェットティッシュ
・Ponta → 乾電池 or カセットガス
毎月少しずつ交換していけば、気づいたら防災備蓄が充実していく。
■⑦ ポイントは“家族の安心”に変わる
被災地派遣で痛感したのは、
「家族が安心して過ごせる環境」を用意している家庭ほど、
災害時のストレスが圧倒的に低いということ。
ポイント活用はその第一歩。
● お金を使わず
● 防災レベルを確実に上げ
● 家族の命を守る準備ができる
最も“簡単で失敗しない”防災術のひとつ。
■まとめ|ポイントは“防災力に変わる貯金”
ポイントは単なるお得ではなく、
“家族を守る力に変えられる資源”。
防災のプロがやっていることはシンプル。
● ポイント=防災に使うもの
● キャンペーン=備蓄補充の合図
● ポイントは賞味期限なしの備蓄
● 日用品を優先して交換
● 家族構成に合わせて毎月少しずつ
こうして実質0円で、確実に防災力を積み上げることができる。
今日からあなたのポイントも、
“家族を守る力”に変えていこう。

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