日本は食料・生活用品・エネルギーの多くを海外に依存している。
このため、為替の変動(円安・円高)はそのまま「家庭の防災力」に影響する。
ここでは、防災士の視点から“為替リスクと備蓄”の関係をシンプルに解説する。
■① 円安=物価上昇 → 備蓄のコストが増える
為替リスクの中で最も家庭に打撃があるのが「円安」。
● 食料品
● ガソリン・灯油
● バッテリー・家電
● 日用品全般
輸入品中心の日本では、円安=ほぼ全ての物価上昇につながる。
災害備蓄も例外ではなく、
・水
・レトルト食品
・カセットガス
・電池
これらの価格が上がる前に備蓄しておくことは、
“防災”であると同時に“節約”になる。
■② 円高=生活は楽になるが、油断は禁物
円高になれば輸入品の価格が下がり、家計に余裕が生まれる。
だが、ここに落とし穴がある。
● 円高の期間は短い
● 一転して円安に戻ることが多い
● 備蓄を先延ばしにするとコストが跳ね上がる
“買えるときに買う”が為替リスク時代の正解。
円高のときに
● 乾麺
● レトルト
● トイレットペーパー
● LEDライト
● モバイルバッテリー
これらを重点的に補充しておくと、家計も災害対策も強くなる。
■③ 為替リスク=エネルギーリスク
電気・ガス・ガソリンはほぼ輸入依存。
つまり、為替の変動=エネルギーの不安定化につながる。
● 停電リスクの上昇
● 冬場の電力逼迫
● 燃料費上昇による物流の停滞
この3つは災害時に致命的だ。
家庭で必ず備えるべきは次の3つ。
① LEDランタン
② 乾電池
③ カセットコンロ(電気の代替)
エネルギーは1日で止まる。
備えは“今すぐできる家族の保険”だ。
■④ 為替リスクが高まると“買い占め”が起こる理由
為替が急変すると、次のような行動が起きる。
● 生活用品の早期買い占め
● ガソリンスタンドの行列
● 輸入品の品薄化
● 物流コストの増大
災害が発生すると、この混乱がさらに増幅する。
為替の不安定な時期ほど、家庭の備蓄が重要になる。
■⑤ 防災士おすすめ:為替リスク時代の“最強にコスパの良い備蓄”
● 尾西食品 アルファ米
(価格変動が小さく、長期保存・水だけで調理可能)
米は国産で為替の影響を受けにくく、
災害時の主食として安定している。
■⑥ 家計管理×防災=為替リスクに勝つ家庭
為替リスクは、災害リスクと同じく“読めない”。
だからこそ、読めないものには「備える」しかない。
● 値上がりする前に買う
● 円高の時期に補充
● 生活必需品を切らさない
● 食料・燃料・日用品は常に“2セット”キープ
これだけで、為替の波にも災害にも強い家庭になる。
■まとめ|為替の変動は災害と同じ。“予測不能”だから備える
為替リスクは、見えないが確実に家庭を揺らす。
● 円安 → 物価上昇・停電リスク
● 円高 → 一時的に楽だが長続きしない
● 輸入依存国家 → 家庭の備蓄が生命線
“備蓄は、見えないリスクを乗り越える力”になる。
今日ひとつ備えておけば、家族の安心は大きく前進する。

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