【防災士が解説】防災×ワンボックスカー|“車内空間の広さ”が災害時の強力な避難力になる理由

ワンボックスカー(ミニバン)は、普段は家族の移動に便利な車だが、
実は“防災との相性が非常に良い車”でもある。
災害時ほど「広い車内」「積載量」「移動力」が命を守る力になる。

ここでは、防災×ワンボックスカーがなぜ強いのかを、防災士の視点で分かりやすく解説する。


■① “車内空間の広さ”が避難生活を大きく支える

ワンボックスカー最大の強みは「広い空間」。
災害時には、これがそのまま“命を守る居住空間”になる。

● 車内で横になれる
● 車中泊がしやすい
● 大人2人+子どもも余裕で避難可能
● 荷物が多くても積み込める

体育館の避難所が満室・環境が厳しい場合、車内が避難の選択肢になる。
特に乳幼児がいる家庭は、プライバシーを確保できる車中泊空間が大きな救いになる。


■② “積載量の多さ”=防災備蓄を大量に持ち出せる

ワンボックスカーは災害時の「持ち出し力」が段違い。

● 水・食料
● 毛布・寝袋
● ポータブル電源
● 折り畳みテント
● ベビーカー・子ども用品
● ペット用品

など、生活に必要なものを一度に積載できる。

軽自動車ではどうしても限界があるが、
ワンボックスカーなら“数日分の家財”をそのまま避難できる。


■③ 車中泊が“災害時のプライバシー”を守る

避難所の課題で多いのが、次の3つ。

● プライバシーがない
● 子どもが寝られない
● ペット同伴が難しい

ワンボックスカーの広い車内なら、

・着替え
・授乳
・家族の睡眠
・ペットとの避難

が周囲に気を使わずに行える。

家族のストレス軽減に大きく寄与するため、災害ボランティアも“車中泊用の車両”を推奨しているほど。


■④ ワンボックスカーは避難所より“移動性が圧倒的に高い”

災害では、状況がどんどん変化する。

● 2次避難指示
● 土砂災害危険区域の急拡大
● 河川氾濫のルート変更
● 余震による建物の危険性

ワンボックスカーは移動しながら安全な場所へ避難できる。

“移動しながら安全を確保できる”という点で、
家の中・避難所より優れている場面も多い。


■⑤ 低床+スライドドア=子ども・高齢者が避難しやすい

ワンボックスカーの特徴である

● 低い乗り口
● スライドドア
● 乗り降りがしやすいステップ

これは災害時に非常に大きなメリット。

● 高齢者の避難
● 体の不自由な人
● 子ども
● 荷物を大量に持つとき

誰でも安全に乗り降りしやすい構造は、家族の命を守る移動手段として適している。


■⑥ 車内に“防災基地”を作りやすい

ワンボックスカーはカスタムしやすく、防災向けの車内装備が組みやすい。

● 車内カーテン
● 折り畳みマット
● 車載インバーター
● 太陽光パネル
● 小型冷蔵庫
● ポータブル電源

“動くシェルター”として使えるようにすることで、
被災生活の質が圧倒的に向上する。


■⑦ 結論|ワンボックスカーは“災害に強い移動型シェルター”

ワンボックスカーは単なるファミリーカーではない。
防災の観点からみれば、次のメリットが揃っている。

● 広い車内で安全な車中泊ができる
● 大量の備蓄品を積載できる
● 移動して安全な場所へ避難可能
● 子ども・高齢者が乗り降りしやすい
● “車内が防災基地”になる
● ペット同伴避難にも対応

家族を守る移動型シェルターとして、
ワンボックスカーは非常に頼れる防災ツールだ。

家庭防災を強化するなら、
「車の活用」も大きな選択肢であることを覚えておきたい。

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