【元消防職員・防災士が解説】防災×♯7119|救急車を“本当に必要な人”に届けるための重要な窓口

災害対応や救急現場で強く感じてきたこと。
それは――
「救急車は無限ではない」という現実。

そこで命を守る仕組みとして全国に広がっているのが
「救急安心センター事業」= #7119(ナナイチイチキュウ)

救急車を呼ぶべきか迷った時、医療の専門家に電話で相談できる番号だ。
元消防職員・防災士として、この番号の重要性と使い方をわかりやすく解説する。


■① #7119とは?

全国の消防本部と医師が連携し、
急病・ケガの際に「救急車を呼ぶべきか」を相談できる電話窓口

相談に応じるのは
● 看護師(医療の専門職)
● 医師(必要時)
● 救急相談の専任スタッフ

24時間365日対応している地域も多い。


■② どんな時に使う番号?

「119番するほどかどうか分からない」
そんな時が #7119 の出番。

● 使用すべきケース

✔ 子どもの発熱が続く
✔ ケガをしたが動けている
✔ 深夜に体調が悪いが病院に行くべきか迷う
✔ 高齢者の体調変化で判断がつかない
✔ 何科を受診すべきか分からない

症状を聞き取り、
● 救急車が必要か
● 緊急性は低いか
● 受診できる医療機関
を案内してくれる。


■③ #7119 のメリット

◎① 救急車の“適正利用”につながる

軽症で救急車を使うと、本当に重症の人の救命が遅れる。

7119 はその負担を減らすための重要なシステム。

◎② 夜間・休日の不安が減る

“今すぐ受診すべきか” を専門家が判断してくれるため、家庭の不安が大きく減る。

◎③ 子ども・高齢者にとって特に有効

発熱や体調急変は夜間に多く、判断が非常に難しい。
医療専門家に相談できる安心感は大きい。


■④ こんな時はすぐ119番(救急車)

以下は迷わず119番でOK。
現場経験上、この判断が命を救う。

● 意識がない
● 呼吸が苦しい
● けいれんが続く
● 大量出血
● ひどい胸の痛み
● 高齢者・持病持ちで急激な体調悪化
● 子どものぐったり(特に危険)

7119 は “迷った時の相談窓口”、

緊急性が高い症状では迷わず119番を。


■⑤ 防災の観点から見た #7119 の重要性

◎災害時は救急車が“足りなくなる”

地震・豪雨・火災などの大規模災害では
● 道路寸断
● 同時多発の負傷
● 要救助者の急増

により、救急出動が大きく遅れる。

そんな時、
軽症者が自身で判断して医療相談する仕組みは極めて有効。

◎医療資源は有限

救急車が一台動くたびに、他の現場対応が遅れる。

7119 を正しく使うことで、

本当に助けが必要な人の命を守ることにつながる。


■⑥ 家庭でしておきたい準備

● スマホの“緊急連絡先”に #7119 を登録
● 家族に使い方を共有
● 子どもにも「まず相談できる番号」として教える
● 高齢者のいる家庭は特に必須

災害・日常どちらでも役立つ。


■⑦ まとめ|#7119 は“家庭のセーフティネット”

7119 は、

「救急車を呼ぶべきか?」
その迷いを取り除くための命の窓口。

● 救急車の適正利用
● 夜間・休日の安心
● 子ども・高齢者の急変に対応
● 災害時の医療逼迫の軽減

すべての家庭に必須の防災知識。

スマホに登録しておくだけで、家族の安全度は一気に高まる。

命を守る準備は、最初の1分で決まる。
まずは #7119 を“家庭の標準装備”にしておこう。

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