【元消防職員が解説】防災×面接マナー|“たったこれだけ”で評価が激変する基本行動

面接は「話す内容」だけでなく、
入室前から退室までの立ち居振る舞いが大きく評価を左右する。
現場で人材育成に携わってきた立場から、“面接の基本行動”を防災の視点も交えて解説する。


■① 面接は“最初の30秒”で印象が決まる

防災の現場と同じで、
第一印象=信頼のスタート地点

● 姿勢
● 目線
● 声のトーン
● 動きの丁寧さ

この4つを整えるだけで、評価は大きく変わる。


■② 入室の基本マナー(完璧テンプレ)

① ノック3回
② 「失礼します」と明るく
③ ドアを静かに閉める
④ 面接官の前で軽く会釈
⑤ 椅子の横で名乗る
 「◯◯と申します。本日はよろしくお願いいたします」

この流れを一つひとつ丁寧に行うだけで好印象になる。


■③ 座る姿勢が“信頼性”を作る

災害対応と同じで、姿勢の乱れは判断力の乱れにつながる

● 背筋を伸ばす
● 両手は太ももの上
● かかとは揃える
● 視線は面接官の眉あたり

これだけで「落ち着きがある」「誠実」と判断される。


■④ 話し方は“ゆっくり・結論から”

緊急時の指揮命令と同じで、
結論→理由→具体例 の順が最も伝わる。

例:
「私の強みは“行動力”です。(結論)
 消防学校の教官として〜(理由)
 実際に〇〇を改善した経験があります。(具体例)」


■⑤ 面接官が必ず見ているポイント

● 表情(明るいか)
● 丁寧な言葉遣い
● 相手の言葉を聞く姿勢
● 質問への理解度
● 仕事への本気度

特に防災現場では「落ち着き」「誠実さ」「協調性」が最重要。
面接でもここを押さえれば間違いない。


■⑥ 退室のマナーで評価が決定する

●「本日はありがとうございました」
● 会釈
● 椅子を静かに戻す
● ドア前で再度会釈
● ドアを静かに閉じる

最後の最後まで丁寧に。
ここが雑だと、すべてが“雑な人”に見えてしまう。


■⑦ 防災士の強みは“落ち着き”と“準備力”

防災士・消防職員として培ってきた
● 状況判断
● 事前準備
● 冷静さ
● 協調性
は、どんな面接でも大きな武器になる。

これを自然に出すことが最大のポイント。


■まとめ

● 第一印象は30秒で決まる
● 入室・姿勢・話し方の“基本動作”が最強の武器
● 結論から話すと伝わりやすい
● 丁寧な退室マナーが最後の評価を作る
● 防災士の「落ち着き」「準備力」は面接で最強

面接は“技術”。
練習すれば必ず上手くなる。

自信を持っていこう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました