震度7は、日本で観測される揺れの中で 最大・最悪の揺れ。
住宅の倒壊・津波・火災・地盤崩壊など、あらゆる災害が同時多発する。
防災士として断言する。
震度7は“その場で生死を左右する揺れ”であり、家の中の対策がすべてを決める。
ここでは、震度7の現実をわかりやすく解説する。
■① 震度7=“ほぼ全員が完全に行動不能になる”揺れ
この階級は、人間がコントロールできるレベルを超えている。
● 起き上がることは不可能
● 床にしがみついても転がされる
● 家全体が「壊れそうな音」を立てる
● 強烈な恐怖・パニック
→ 体は制御不能となり、何もできない。
■② 多くの住宅で“倒壊・傾斜・全壊”が発生
震度7では、住宅性能が生死を決める。
● 旧耐震(1981年以前) → 倒壊率が極めて高い
● 耐震補強なしの木造 → 大破・半壊が多数
● ブロック塀 → ほぼ倒れる
● 屋根瓦 → 大量崩落
● 柱・梁が破断することも
→ 家の耐震性能が“命を決める”。
■③ 家具・家電・ガラスの飛散が致命傷になりうる
震度7では、室内の全てが凶器に変わる。
● タンス・本棚が完全に倒壊
● 大型テレビが飛ぶ
● 電子レンジ・食器が床一面に散乱
● 窓ガラスが爆発的に割れる
● 照明・鏡が落下して直撃
→ 家具固定がされていない家では“生存が極めて困難”。
■④ 地盤災害が連鎖する(液状化・地割れ・地すべり)
震度7の地域では、揺れだけでなく地盤災害も発生。
● 液状化で道路・家屋が沈む
● 地割れが発生して家が傾く
● 斜面の崩壊
● 地すべりによる家屋流出
→ 地盤の弱い地域ほど被害が倍増。
■⑤ 震度7は“その場で命を守る行動しかできない”
震度7の最中は避難行動はできない。
● 揺れている間は絶対に動かない
● 頭を守る(枕・リュック・布団)
● 机の下に入れれば最高
● 揺れが収まった瞬間に行動開始
→ 揺れの最中に逃げられる階級ではない。
■⑥ 家の中の“配置・固定”が生死を決める
震度7では、日頃の備えの結果がそのまま生死に反映される。
● 寝室の家具ゼロが絶対条件
● 本棚は必ず固定
● ガラス飛散防止フィルム
● テレビ固定
● 食器棚の耐震ラッチ
● スニーカーをベッド横に置く
→ 震度7生存率のカギは“室内環境”。
■⑦ 震度7の後は“建物に留まることが危険”
揺れが収まった直後に必ず確認する。
● 家の傾き
● 壁・柱・天井の亀裂
● ブロック塀の倒壊
● ガス漏れ
● 水道管の破損
● 道路の隆起・陥没
● 周囲の火災
→ 倒壊の危険が少しでもあれば即避難。
■⑧ 震度7は“本震→余震で追撃”されることが多い
歴史的な震度7では、揺れが複数回起きている。
● 熊本地震(震度7×2回)
● 東日本大震災(震源地で大揺れ→津波)
● 能登半島地震(長期間の群発→震度7)
→ 1回の震度7で終わらないことを前提にすべき。
■⑨ 津波・火災・停電・断水が“同時に発生”することも
震度7は、揺れだけの問題ではない。
● 津波
● 建物火災
● 通電火災
● 広域停電
● 断水
● 道路寸断
● 救急・消防が到達不能
→ “複合災害”として襲ってくるのが震度7。
■まとめ|震度7は“全ての備えが命を左右する最大級の揺れ”
この記事の重要ポイントはこちら。
● 行動不能になる最強レベルの揺れ
● 多くの家が倒壊・半壊
● 家具・ガラスが飛び凶器化
● 地盤災害が連鎖
● 揺れの最中は動けない
● 室内環境の整備が生死を決める
● 揺れ後は即避難判断
● 津波・火災・停電など複合災害が発生
震度7は、
“この国で起こりうる最も危険な揺れ”。
しかし、日頃の備え次第で“生存確率は確実に上げられる”。
今日の行動が、震度7の未来の命を守る。

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