【元消防職員が解説】防災×消防学校は飲酒できる?|“結論:ほぼ禁止。許可されるケースは極めて限定的”

消防学校は規律が非常に厳しい場所。
入校前によく聞かれる質問が、

「消防学校って飲酒できるの?」 「寮でお酒OKなの?」 「休日の外出ならいい?」

結論はこうだ。

→ 基本は完全禁止。 特例で許可される学校もあるが、極めて稀。 飲酒トラブルは“即・処分レベル”の重大違反。

ここでは、その理由と実態を解説する。


■① 原則:消防学校は“飲酒完全禁止”

全国の消防学校で共通しているのは、

「校内・寮内での飲酒は禁止」

というルール。

禁止の範囲は広い。

● 寮の部屋で飲酒 → 禁止
● 外出後に酔って帰校 → 禁止
● アルコール持ち込み → 禁止
● 飲酒後の訓練 → 即危険

つまり、

消防学校=飲酒は完全NGの生活

というのが基本。


■② なぜ飲酒が禁止なのか?(理由は極めて明確)

飲酒禁止の理由は“安全”と“規律”が最優先だから。

● 訓練での事故につながる
● 判断力が落ちる
● 集団生活でトラブルを生む
● 体調不良・遅刻の原因
● 飲酒のSNS投稿が問題化
● 公務員としての品位保持義務
● 消防士は緊急時対応の職種

特に、

酒での問題行動 → 即退校 or 懲戒処分

という学校もある。


■③ ただし“外出日・帰省時のみ”飲酒OKの学校もある

最新の消防学校では、
例外としてこんなケースもある。

● 外出日(許可制)での飲酒は自己責任でOK ● ただし“寮に戻るときには酒気帯び禁止” ● 帰省時の飲酒は自由だが、翌日の体調管理は必須

つまり、飲むことは可能でも、

学校に戻るときは“完全に酒が抜けている状態”が条件。

基準は厳しく、帰校時に“酒気あり”と判断されたら即アウト。


■④ 飲酒よりも“飲酒後の行動”が最も危険

消防学校が最も警戒しているのは、

● ケンカ
● 遅刻
● 寝坊
● 無断外泊
● SNS問題
● 口論・トラブル

飲酒に伴うリスクは、
“学校全体の規律崩壊”につながる。

そのため、

飲酒=ほぼゼロトレランス(寛容ゼロ)

の運用が多い。


■⑤ 入校直後の1〜2か月は“外出も飲酒も100%禁止”

特に、

● 入校1か月
● 基礎教育期間
● 生活指導の定着まで

この期間は、

外出禁止+飲酒禁止が絶対ルール

理由は、

● 規律形成
● 生活リズムの確立
● 集団生活への適応
● 飲酒トラブルを未然に防ぐため

ここを乗り越えると、
外出日が解禁 → 一部の自由時間が増える、という流れ。


■⑥ 飲酒が理由で退校になるケースは実際に存在する

消防学校では飲酒トラブルは非常に重く扱われる。

● 禁止場所での飲酒
● 酒気帯びで帰校
● 飲酒後の遅刻
● SNSへの不適切投稿
● 飲酒トラブルでのケガや事故

これらはすべて、

“消防士としての適性なし”

と判断され、
退校・採用取消につながることもある。


■⑦ 実際のところ、訓練がハードすぎて“飲む気力がない”

これは学生あるある。

● 朝6時 起床
● 体力訓練
● 消防・救助・救急訓練
● 座学
● 装備点検
● 自主トレ
● 掃除
● 生活指導

このため、

帰省した日以外は飲む余裕がない。

体も疲れていて、
「ビールより睡眠」を選ぶ学生が多い。


■まとめ|消防学校での飲酒は“基本禁止”。許可されても極めて限定的

この記事のポイント。

● 消防学校は原則飲酒禁止
● 校内・寮内での飲酒は絶対NG
● 外出日の飲酒は許可制の学校も一部ある
● 飲酒トラブルは即・重い処分
● 規律と安全のため飲酒は制限
● 訓練がハードすぎて実際は飲む余裕がない

結論:

消防学校は“飲酒ゼロ”が基本。 飲めるとしても“外出日・帰省時のみに限定”。 消防士としての規律と安全を守るための大切なルールである。

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