【防災士が解説】GoPro×防災|記録が“教訓”と“命の証”になる最強ツール

アクションカメラとして人気のGoPro。

実は、防災の現場でもその性能が大いに活かされています。

防災訓練・災害対応・避難経路の確認――。

小さなカメラが、“命を守る映像記録”になるのです。

GoProが防災に向いている理由

✅ 防水・防塵・耐衝撃に強い

 豪雨・土砂・粉塵など、災害現場でも安定して撮影できる。

✅ 超広角で全体を記録できる

 避難所の状況や現場の被害を一目で把握できる。

✅ 手ぶれ補正が優秀

 揺れの多い状況でも、ブレの少ない映像を残せる。

✅ 胸・ヘルメット・帽子などに装着可能

 両手が使えない災害現場や救助活動にも最適。

災害時にGoProを活用できるシーン

1️⃣ 避難経路・危険箇所の記録

 普段から地域の危険個所を撮影して、マップ化・共有する。

2️⃣ 訓練・教育の教材化

 消防訓練や地域防災訓練を撮影して、後で分析・改善に活かす。

3️⃣ 被災状況の証拠記録

 保険申請・行政報告・復旧資料として活用できる。

4️⃣ ボランティア活動の記録

 被災地支援の記録を後世に残す“教訓映像”に。

防災士がすすめるGoPro活用術

✅ タイムラプスで「災害対応の流れ」を可視化

 訓練や避難行動を早送りで撮影し、行動改善に役立てる。

✅ マウントを使って“体験型記録”を

 帽子・胸・肩マウントで、リアルな視点を残す。

✅ 防水ケース+外部マイクで“災害音”も記録

 風・雨・サイレンなど、実際の音環境が防災教育に貴重な資料となる。

✅ クラウド保存・YouTube共有で学びを拡散

 「見える防災」を広げるツールとして、映像発信は有効。

撮影時の注意点

・個人情報・顔が映る場合は、SNS投稿時にモザイク・加工を忘れずに。

・救助活動中の撮影は、邪魔にならない距離・位置から。

・防災訓練では、あくまで“安全最優先”を心がける。

まとめ:記録は“未来の命”を救うデータになる

防災の本質は「備える」だけでなく、「伝える」「残す」こと。

GoProで記録された映像は、次の世代の命を守る“教材”になります。

防災士・消防職員・地域リーダー、そして一般家庭まで。

誰でもできる映像防災――それが、これからの備え方です。

【元消防職員・防災士】として、

私は“記録こそ最大の防災行動”だと考えています。

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