海外からの詐欺電話が年々増えています。
警察庁によると、特殊詐欺に使われた電話番号の 約73.5％が国際電話番号。
つまり――
「海外番号＝ほぼ詐欺」 と思っておいてOKです。
ここでは、
・海外からの詐欺電話の手口
・なぜ海外番号を使うのか
・どうやって完全に止めるのか
を分かりやすく解説します。
■① 国際ワン切り詐欺
数秒だけ着信してすぐに切り、
折り返し電話させて高額通話料を請求する手口。
特徴は、
- 数秒で切れる
- 全く知らない海外番号
- 折り返すと繋がらない or 英語の自動音声
折り返したらほぼアウトです。
■② 架空料金請求詐欺
「未払いがあります」
「サービス停止になります」
などの名目で金銭を振り込ませる手口。
海外番号で請求してくる時点で 100％詐欺 です。
■③ ニセ警察・官公庁かたり詐欺
海外番号から、
- 「警察ですが」
- 「市役所ですが」
- 「通信会社です」
と名乗るパターン。
日本の公的機関が 海外番号から電話することは絶対にありません。
■④ サポート詐欺
ウイルス感染を装い、
「この番号に電話してください」
「サポートが必要です」
と誘導して高額な作業料を請求する手口。
特に高齢者が引っかかりやすい危険な詐欺です。
■⑤ 自動音声ガイダンス詐欺
海外番号から機械音声で、
- 「サービス停止」
- 「認証が必要です」
- 「至急手続きしてください」
などと案内して、情報入力や支払いに誘導します。
海外番号の自動音声は100%詐欺と考えてOK。
■⑥ なぜ海外番号を使うのか？
理由はシンプル。
- 日本の番号より足がつきにくい
- IP電話で番号偽装が簡単
- 高額通話料を狙える
- 日本人が案外警戒しない
だから、
“詐欺に都合が良い仕組み”になっているわけです。
■⑦ 海外詐欺電話をピタッと止める3つの方法
●1. iPhoneの「不明な発信者を消音」
【設定 → 電話 → 不明な発信者を消音】
知らない番号はすべてサイレント化。
これだけで被害リスクが一気に減ります。
●2. キャリアの迷惑電話ブロックを使う
ドコモ・au・ソフトバンク・楽天には
海外番号ブロック設定があります。
例：
- 国際電話着信拒否
- 海外番号自動ブロック
ONにするだけで着信そのものが来なくなります。
●3. 国番号ごとの拒否登録
【設定 → 電話 → 着信拒否した連絡先】
ここに怪しい国番号
（+1, +44, +61 など）を追加するだけで、
同じ国番号からの詐欺電話が丸ごと遮断できます。
■⑧ 絶対にやってはいけない行動
海外番号から来た電話に対して、
- 折り返し電話をかける
- SMSリンクをタップする
- 自動音声の指示に従う
- 「1を押してください」系の操作
- 個人情報を答える
これは全部、詐欺師の“罠”です。
■まとめ｜設定だけで海外詐欺電話はほぼゼロにできる
海外からの詐欺電話は増え続けていますが、
実はスマホ設定だけで ほぼ完全にブロック可能 です。
- 不明発信者の消音
- 海外番号ブロック（キャリア設定）
- 国番号ごとの拒否登録
この3つをやっておけば、
詐欺電話はほぼシャットアウトできます。
結論：
海外詐欺電話は「出ない・折り返さない・設定で止める」が最強。 今日から設定して、安全にスマホを使いましょう。
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